更新日記
こんにちは。
震度1?って思ってたら、訂正されました。2だそうです。
でもあれで2なんだ!(@@;
結構揺れましたよ~
皆様は大丈夫だったですか?
しかし、震度2であれだけ揺れるなら、今も震度3クラスが頻発している被災地の方々の心労はいかばかりか・・・
うう、微力な募金しかできない我が身が情けないですが、どうか頑張って・・・・!(><)
七夕の夜ですが、晴れて巡り会えるといいですね^^
いくつもの願いが叶いますように!
さて・・・
いくつか拍手やアンケートのコメントで知盛に関するご意見、励ましをいただきました。
皆様、お優しい・・・・(;;)
中には来年の夏でも待つとまで・・・・・!そんな、来年の約束までしていただけるとは・・・・!(;;)
もちろん待たせてもそんなに待たせないよ・・・!(熱)
「どうしてもダメ」と言われていたので控えてましたが、あの先が読みたいんです―――
・・・・・・・・というお声に本気で応えるならば、コピー誌はどう考えても無理です。
くるくるみたいに連作になるのもありますが、あれは思いっきり結果なんですよね・・・・
私は「くるくる、狂り」で終わる気で、これもリクエストに負けたという。
最初から連作になるとわかっていてのコピー誌は、性格上できません。
在庫管理の観点からも、やめた方がいいのはよくわかっています(葉明は学習した!!)
・・・・・・・・・・というわけで、「潮騒」をやるのなら、オフ本にします。
潮騒を再録しての本になるでしょうから、最初から若干価格は落とします。コピー持ってたら値引きとか、不器用すぎて葉明はできません。
とはいえできて-100円くらいだけどさ。
那由多さんに打診して、カラー原稿のOKをもらいました。
照準は11月のアンジェか冬コミです。
最悪春には出します。夏まで待たせませんよ・・・!
では今回はどうするか。
案としては二つです。
1、知盛は2冊は出るわけだし、オフは確約するし、遠慮してもらう。
2、あくまで票数はあるわけだから、コピー誌3冊にする。
心情的には、半々です。
他に譲ってあげてほしい気持ちもある。票数は気持ちですから、無碍にもしたくない。
もんもんもん・・・・・
ちなみに3冊にする場合は、コピー誌アンケートで比率が高い「和議後」ですね。
姐様にも隠してきたオフ本ネタをおろします。
ちょっと潮騒じみた二人です。
代わりにやるならこれだと思うんだ!
あとはまあ・・・・10日の結果いかんですね。
そのくらいには2冊はあがってるはずなので・・・・・・なので・・・(小さくなる)
できる限りやりたいと思います。
申し訳ないですが、遙か5はもう隙間がないのでオムニバスで勘弁してください(ぺこ)
遙か5はラブコレで、二世と一緒に何か書きますということで・・・・・・・・・・何書くんだろう?
他の方も結構書いてるみたいなので、もういいかなーなんて思い始めているのですが・・・
そういえば、那由多さんが、花片集のカバーと怨霊姫 知盛編の表紙ラフをあげてくれました。
知盛編は今までと一転した感じの絵です。今まで切なさが前面に出てた感じですが、華やかで力強いイメージです^^
出来上がりが楽しみです^^
頑張りますよー!おー!!
知盛ファンの熱意に応え、ちょっと抜粋です。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
―――雨が降っていた。
強く、激しく、何かを覆い隠すかのように。
真夏の熊野である。
買い物に出ていた望美は、突然の雨に弾かれるように走って、雨宿りの木陰に入った。
皮肉なことに、その途端、雨足は弱くなった。
このくらいなら、雨宿りせず帰る方を選んだ、というくらいに。
しとしとと緩い雨を睨む。
「……もう、最悪」
望美は小さく毒吐く。先客に気づかずに、雫を乱暴に払った。
そのとき、小さく哂う声が響いて、望美はぎくりと身を強張らせた。
「……待ち人は来ず、珍客来る……か」
―――聞き覚えのある声だった。
望美は強張った目のまま、ゆっくりと振り返り、その姿を認めた。
望美の払った雫がかかったのかもしれない、男は銀の髪についた水滴を指で払って、それを舐めた。
優雅な―――それでいて獰猛な獣を思わせる仕草。
その人に、望美は見覚えがあった。
それはもう、嫌というほどの。
「あなたは……平知盛!」
気づいたときには、抜刀していた。斬りかかる!
「くっ…」
「―――いい太刀筋だ、娘…」
受けられた。
知盛は泰然としていて、何の構えもしていなかった。望美が剣を抜くタイミングはまさに絶妙だった。
知盛が並の武将ならば、何が起こったかもわからぬままに絶命していただろう。
だが、あいにくと知盛は並の武将ではなく、望美もまた、この一太刀ですべての決着がつくとは思っていなかった。
だが、手傷ぐらいは負わせたかったものを。
「―――俺の名を知っていたな……何者だ…?」
剣戟が響く。
雨足は、再び激しくなっていた。さっき知盛の囁きが聞き取れたのが嘘のように。
雨が、頬に痛いくらいに当たる。だが、そんなことは気にもならなかった。目の前のこの男しか見えない。考えられない!
「何者でもいいでしょう」
どうせ気にもしていない癖に―――
望美はようやく双刀を抜いた知盛から距離を取って慎重に構えた。
再び撃ちかかる。だが、それは、まるで分かっていたと言わんばかりに余裕で受け止められ、望美もまた分かっていたから、鍔迫り合いにはせず流すように離れた。
ここが舞台のような美しい流れでありながら、確かに殺気の籠る剣。
知盛は酷薄に笑った。―――この女、面白い。
「クッ……そうはいかんさ」
「何故」
「知っておきたいものだろう……自分に斬りかかってきた女の名、くらいは……」
「あなたが?」
望美も嘲笑するように笑った。
「わざわざそんなことをしているなんて、聞いたこともないけれど」
また、見たこともない。
獰猛な獣のような男に、そんな流儀があるならば噂にくらいなるだろうに。
「クッ…俺を……よく知っているな」
よく書く出だしです(臆面もなく・・・・)
知盛と望美の立ち位置を考えるのが好きです^^
よく書く出だしです(臆面もなく・・・・)
知盛と望美の立ち位置を考えるのが好きです^^
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