更新日記
こんにちは。
花片集、どえらいものが見つかって、朝から凹んでます。
久々に6時間寝て清々しいと思ったら、朝から超ブルー・・・・・
清い関係、と書くべきところ。海賊?#k形なぞになってました・・・
たぶん、他のところを打っていた奴がまぎれこんだのと・・・・
誤字ですらない。
ご、ごめんなさい・・・・!
気を取り直せないけど、さあ、弁慶です。
明日は重衡です。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
怨霊姫 弁慶編
・ 紫陽花
※本文中。
桜姫と文をやり取りする間の小話。リクですね~
・ 夏の思い出 R18
※本文~後日譚へ
将臣が文の主体なのですが・・・・うーん、受難・・・・・
・ Beautiful days
それは、初夏の昼下がり。
何の前触れもなく言われたから、望美はかなりびっくりした。
―――弁慶は平然と言った。
「結婚しましょう。できるだけ早く」
「はい?」
場所は弁慶の住まうマンションである。
望美は驚きすぎて、淹れかけていたお茶を零した。
「わ、熱っ……!」
ポットをひっくり返すまでには至らないが、取り落としかけた。
「大丈夫ですかっ……!」
弁慶が瞬間移動のように望美の傍に来て、その手を浚い、流しで一緒に冷やしてくれる。
望美はまだパニック状態だったから、なされるがままだった。
「痛くないですか?ああ、こんなに赤く腫れて……」
弁慶は痛々しそうに眉を顰めるが、ちょこっとお湯をかぶっただけで、もうそんなに痛くない。
どっちかと言えば、驚いただけだ。お湯もだが……その、弁慶の発言に。
だから、指先はちょっと赤いが、それどころじゃない。
「も、もう痛くないから、大丈夫です。その、それより……」
「はい?」
弁慶の微笑みは揺らがない。望美は、余計、あの言葉が現実なのだと理解した。
だが―――
「……私、高校生ですよ?受験生………」
「望美さんはいくつでしたか?」
「じゅ、十七歳……」
正確に言えば、もうじき十八になる。
弁慶は華やかに微笑んだ。
「ですよね。この国の法律では十六歳から結婚できますから、問題はないでしょう?」
弁慶はぬけぬけと言った。しかも、大学は、ここから通えばいいわけですし、などと言う。
「君の学ぶ場を取り上げる気はありません。君はしたいことをして、僕の傍にいてくれればいい」
望美は目をパチパチする。
言いたいことも、大事にしてくれていることも、全部わかるが、何だかおかしいような気がしてならない。
どうしてそんなに焦る必要があるのだろう。進学したって、ずっと会えないわけじゃない。こうしてずっと、弁慶のマンションには来られているし、遠いところを受験する予定もないのだから。
そうだ、それに、確か―――
「結婚は、私が短大を卒業してからじゃなかったですか??」
……と、なっていたはずである。ちなみに望美は家政科に行くつもりだ。譲は今から戦々恐々としている。
「ええ、そのつもりでした」
弁慶は微々とも揺らぎない笑顔で頷くと、レバーを上げて水を止めた。
置いてあった御手拭きで、望美の指先から丁寧に拭いていく。
「事情が変わったんです」
「事情?」
望美は眉を八の字に顰めた。何の事情だ?
※リクが熱かった後日譚。
今日のしがらみから解放された弁慶さんは全力全開です。
こんな感じでしょうか?
お楽しみいただけたら幸いです^^
・ 紫陽花
※本文中。
桜姫と文をやり取りする間の小話。リクですね~
・ 夏の思い出 R18
※本文~後日譚へ
将臣が文の主体なのですが・・・・うーん、受難・・・・・
・ Beautiful days
それは、初夏の昼下がり。
何の前触れもなく言われたから、望美はかなりびっくりした。
―――弁慶は平然と言った。
「結婚しましょう。できるだけ早く」
「はい?」
場所は弁慶の住まうマンションである。
望美は驚きすぎて、淹れかけていたお茶を零した。
「わ、熱っ……!」
ポットをひっくり返すまでには至らないが、取り落としかけた。
「大丈夫ですかっ……!」
弁慶が瞬間移動のように望美の傍に来て、その手を浚い、流しで一緒に冷やしてくれる。
望美はまだパニック状態だったから、なされるがままだった。
「痛くないですか?ああ、こんなに赤く腫れて……」
弁慶は痛々しそうに眉を顰めるが、ちょこっとお湯をかぶっただけで、もうそんなに痛くない。
どっちかと言えば、驚いただけだ。お湯もだが……その、弁慶の発言に。
だから、指先はちょっと赤いが、それどころじゃない。
「も、もう痛くないから、大丈夫です。その、それより……」
「はい?」
弁慶の微笑みは揺らがない。望美は、余計、あの言葉が現実なのだと理解した。
だが―――
「……私、高校生ですよ?受験生………」
「望美さんはいくつでしたか?」
「じゅ、十七歳……」
正確に言えば、もうじき十八になる。
弁慶は華やかに微笑んだ。
「ですよね。この国の法律では十六歳から結婚できますから、問題はないでしょう?」
弁慶はぬけぬけと言った。しかも、大学は、ここから通えばいいわけですし、などと言う。
「君の学ぶ場を取り上げる気はありません。君はしたいことをして、僕の傍にいてくれればいい」
望美は目をパチパチする。
言いたいことも、大事にしてくれていることも、全部わかるが、何だかおかしいような気がしてならない。
どうしてそんなに焦る必要があるのだろう。進学したって、ずっと会えないわけじゃない。こうしてずっと、弁慶のマンションには来られているし、遠いところを受験する予定もないのだから。
そうだ、それに、確か―――
「結婚は、私が短大を卒業してからじゃなかったですか??」
……と、なっていたはずである。ちなみに望美は家政科に行くつもりだ。譲は今から戦々恐々としている。
「ええ、そのつもりでした」
弁慶は微々とも揺らぎない笑顔で頷くと、レバーを上げて水を止めた。
置いてあった御手拭きで、望美の指先から丁寧に拭いていく。
「事情が変わったんです」
「事情?」
望美は眉を八の字に顰めた。何の事情だ?
※リクが熱かった後日譚。
今日のしがらみから解放された弁慶さんは全力全開です。
こんな感じでしょうか?
お楽しみいただけたら幸いです^^
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