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 こんにちは。
 寒すぎて和室から撤退です。
 マジで風邪ひく。勘弁してようっ!こたつプリーズ!!!


 あ、ついに知盛の薔薇が儚くなりました。
 くすん・・・
 ありがとうでしたよ!


 何だか日に日にヒノエコール&平家物語コールがすごいので、とりあえずヒノエ抜粋です。
 最初の頃は全然取れないという・・・
 ゲーム本編の台詞部分を入れてもなんだし、もう諦めようかと思ったよ。
 畳みますので、よかったらどうぞ。

 平家物語はもう抜粋しましたからね。
 もうちょっと各話揃った後でお見せします。



 知盛のパラレルについてご意見をいただきました。
 個人的な意見として・・・・という感じで^^
 なので、ここで書くのはどうかと迷いつつ、皆様も心にあるご意見だと思うので、葉明の回答を。


 ご意見は、パラレル設定であっても、舞台は京がいい―――というものでした。

 仰る通り、知盛の魅力の一つに武将でありながら生粋の貴族である雅やかさはあり、それが生かしやすいのは京が舞台ですよね。
 
 ところが、京を舞台に固定してしまうと、どうしても展開が重なる苦がございます。
 また、京でなくてもそれが生かせるよう葉明も苦心しております。
 何故なら、舞台が京だけだと、どうも葉明は「飽きる」みたいです(^^;

 いやあ、飽き性の葉明をお許しください。
 知盛だけ、京だけ、艶だけ。
 何かだけだとすぐ飽きちゃうんです。
 そしてその飽きは筆の遅さに直結します・・・・・・・今回それが妙に顕著!
 全部同じ舞台ですからね~。

 ・・・・・そんなわけで、いろんな世界を舞台に遊ばせてください^^
 でも、ご意見はもっともだし、葉明も遙かの世界観が好きなので、舞台はこれからも京が多いかと思いますよ^^
 よろしくお付き合いくださいますと嬉しいです^^




 冬コミの件で少し・・・
 今回、検討してみましたが、秋以降の新刊以外はほぼ持ち込めそうにありません・・・
 なので、既刊をご検討の方は、どうか取り置きフォームをご活用くださいませ。
 それでもって、将臣の新刊ですが、ちょっとだけ取り分けていた分を在庫に戻しました。
 残10冊になります。
 紅葉狩にいたっては2冊・・・・なんだろうこの将臣フィーバー・・・・・
 
 ・・・・なので、冬コミに持ち込んだ後の在庫はまったくわからなくなっています。
 というか、さすがにないと嫌だろう&常連様はもうすべて手に入れられただろう、ということで。
 
 この2冊に関しては、取り置きから外すことにしました。
 先着順です。
 よって、この将臣本に関しましては、どうしても、という方は虎の穴様のご利用が無難です。

 ということにしておきます・・・。
 ごめんなさい。
 この地獄の中で管理が不可能です。
 (通販・予約の方の分は取り置き&梱包済みです^^)
 あちらもバーが減っていて、残数がびくびくしますが、まあ大丈夫なはずですので。

 
 インテの新刊の予約はどうなるの?
 という質問について。

 ―――-申し訳ありませんが、今少しお待ちください。
 とはいえ、二度手間はごめんですよねえ。
 なので、新刊については、冬コミ・インテとも少しあとでフォームを設けるかもしれません。
 
 こんな感じかな?

 
 とりあえず頑張ります。
 

 本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!


 

拍手[4回]


「もう…ヒノエくんがその調子で桜のことも褒めれば大丈夫なんじゃない?」
「さすが、姫君。男の使い方を心得てるね。じゃあ、行こうか」
 ……こうして結局、なし崩しに行くことになる。
 神社にお参り。
 確かに桜は見事の一言に尽き、その後も、鳥羽殿、仁和寺、嵐山と、望美たちは忙しく歩き回った。
 不意に、ヒノエが訪ねてきた。
「疲れていないかい?」
「ううん、全然!楽しいから疲れないよ」
 確かに随分歩き回ったから、ヒノエの懸念は尤もである。だが、疲れは微塵もなかった。
 むしろ、気が晴れて、京邸にいたときよりも元気になったくらいだ。
「ははっ、頼もしいね」
 ヒノエは軽く笑ったが、望美を手近な場所に座らせると、自身は座らず、踵を返した。
「ヒノエくん?」
「ここらでちょっと休みを取ろうか。―――少し待っておいで」
 少しして、戻ってきたヒノエが差し出してくれたのは竹筒だった。
「……ヒノエくん、これは?」
「水だよ。美味しいから飲んでみな」
 そう言われてみれば、確かに疲れてはいないが喉は乾いている。
 望美はありがたくそれを受け取った。
 口に含んだ水はどこか甘く、喉に優しい。
「……ふう、美味しかった」
「どう、少しは元気が出たかい?」
「うん、歩いて喉が渇いてたせいかな。とっても美味しかった」
 満面の笑顔に、ヒノエもホッとしたように笑った。
「それは何より。水もらいに、野宮まで行った甲斐があったよ。オレもちょっともらっていいかい?」
「いいよ、あ、でも結構飲んじゃったから……」
 ―――最後まで言えなかった。
 ヒノエが口をつけてきたのは……竹筒ではなかったから。
 重ねてはずらされ、甘く唇を食まれて、じわじわと身体の奥が意味不明に疼く。
「ん、ヒノエく……っ」
 呼吸と抗議のために口を開いた拍子に、ヒノエの舌と少しばかり触れ合ってしまった。
 望美は本格的に逃げようといたのに、難なくヒノエに捕えられてしまう。
 ―――逃げられない。
「あっ……」
 ヒノエの舌が忍び入ってきて、望美は身体を強張らせた。―――だが。
「嫌だったかい……?」
 ヒノエはそれ以上進むことなく、口づけを終えてしまった。紅く揺れる瞳で見つめられ、望美は答えに窮してしまう。
「嫌……なんて……その」
 嫌なわけがない。
 望美がこうして時空を戻ってきたのは、仲間たちのため―――中でも、ヒノエのためだったから。
 だけど……恥ずかしくてそんなこと、言えるわけがない。
 以前の記憶がある自分はともかく、ヒノエとは……出逢って一月にもならないはずなのだから。
「―――可愛い声だったね」
 望美の躊躇いにつけ込むように、ヒノエが望美の耳元に唇を寄せて、甘く囁いた。
「もっとお前を知りたい。今夜、お前の部屋に行ってもいいかい……?」
「だっ……駄目だよ!そういうのは駄目!」
 掠れた甘い、初めて聞くような声。
 望美は慌ててヒノエから飛びのいて、距離を取った。
 そして大仰に怒った顔を作って、腰に手を当てる。
「……もう!こ、こういうのは、簡単にしちゃ駄目なんだよ!ヒノエくんはどうか知らないけど!」
「ふうん?」
 ヒノエの目は、まだ何か言いたげだったけれど……望美はそれを見ない振りをした。
 ヒノエの目も、自分の揺れた心も、見なかったことにする。
「さっ、帰ろう、ヒノエくん!」
 望美はヒノエに背を向けると、何事もなかったように歩き始めた。




 まあお決まりと言えばお決まりなのですが。
 そこはそれとして、お楽しみいただければ嬉しいです^^

 いやもうホント・・・・正直これのおかげでアレとコレとそれができないんだぜ・・・・・・

 楽しんでもらえなければ割に合いませんよ(--;
 頑張ろう・・・
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