更新日記
こんにちは、葉明です。
コピー誌はここで書かないと抜粋ができませんな。
下に畳んでおきます。
リンドウです~
盆栽の桜ちゃんも咲き揃ってきました♪
しかし、これは今後どうしたらいいんだ・・・植え替えればいいのかな。
でも盆栽の桜って根付くのかな・・・
体調を気にして下さってありがとうございます。
皆様もそうでしょうが、春先って大変ですよね。
色々と変化があって、更にはこう・・・始まりの季節でしょう。
動きたくなる気持ちと変わっていく周りが気を焦らせて、しかも寒暖の差が身体にダメージを・・・・びしびしと・・・・
目とか胃とか、普段は患いもしないあたりを痛めてみたりね。
・・・・いや目はパソコンさんのせいですけど。
くじけそうになったり、困ることも多いと思うんですけど・・・
お互いに頑張りましょうね!
明日は神戸、明後日は京都にいます。
伏見稲荷と仁和寺かな。
・・・・ホテルには、もしかしたらパソコン持って行かなきゃなんですが・・・・
英気を養ってきたいと思います。
・・・・・・誰だ、こんなときに予定を入れているのは。
ではでは、本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
「それで、そのリンドウはどうした」
「リンドウさんは―――」
「僕がどうしたって?」
神子につけていた式神から慶喜の来訪を知ったらしいリンドウは足早に近寄って、さっとゆきの耳に蓋をした。既視感にゆきが目をパチパチとする。
余程ゆきに聞かれては困るのか、リンドウが前よりもよほど低い声で唸った。
「ちょっと。神子殿を苛めないでくれる、慶くん」
「………私は、神子をさっさと還すよう、お前に命じたはずだがな」
慶喜は聞かれても困らないので普通の音量で話す。
隠すのに付き合う気のない慶喜に勘付いて、リンドウはムッとしたまま、ゆきの耳から手を離し、何やら耳打ちした。ゆきは一つ頷いて去っていく。
何を言ったものやら、と、半ば呆れた心地でその背中を慶喜が見送っていると、リンドウが不機嫌に口を尖らせた。
「やすやすと還せるわけないでしょ。だって好きなんだもん」
慶喜は眉をピクリと波打たせた。
あれだけ散々否定して背を向けておいて、いざ認めたらこれである。まったくやっていられない。
リンドウの態度に苛立ち始めた慶喜をよそに、リンドウは更に物憂げなため息を吐いた。
「……それに僕、気づいちゃったんだよねー」
……この口調は絶対に碌なことではない。
分かっていながら問いかけてしまう自分の几帳面さに嫌気を覚えながら、慶喜は問う。
「………何がだ」
「うん―――向こうに還したりしたら、一緒についていったって、絶対に独り占めできないって」
リンドウはため息まじりに言った。
……やはり碌でもなかった。聞いてやるんじゃなかった。慶喜は、頭を抱え込みたくなる。
「………お前な」
当たり前だろう、と、慶喜は言いたい。
向こうは彼女の生まれた世界なのである。
当然、リンドウを連れて行ったとしても、リンドウのほかにも大切なものがあるだろう。
まさかそれを許せないとでも言う気だろうか。
リンドウはまだぐちぐちと言っている。
「だってそうでしょ?瞬君も都君もいるんだよね。それとあの面倒起こした弟の方もさ~」
「ああ」
「次は、本気で甘えてくると思うんだよね、あの子。そしたら絶対、神子殿はあっちを優先するでしょ?僕よりさ」
それはそうだろう。年季が違う。
今はリンドウが体よくゆきだけ連れて帰ってきたから傍にはいないが、その三人は、今頃手ぐすね引いて帰りを待ち構えているはずだ。
ここにいてさえ、八葉たちがひっきりなしにゆきの元を訪れるのだから、彼ら以上に縁が強いだろう三人が手強いだろうことは、話を聞いていれば馬鹿でも分かる。
―――だからと言って……。
リンドウは肩を軽く竦めた。
「そういうの、御免じゃない。年甲斐もなく嫉妬するのも御免だし。……だったらここにいてもいいかなって思うでしょ?」
本格的に頭痛がしてきた。
どこを取ろうか悩んでここにしました。
結構キツキツになっちゃって、書きたかった台詞もデリート・デリート!
くすん・・・
可愛い大人vsちゃんとした大人の対決です。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
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