捏造遙か３のお話

こんにちは、葉明です。

　少し前に、捏造遙か３…遙かの他シリーズのような感じで練り直してみたいって感じでお話していたのを覚えておられるでしょうか。
　くのいちと、舞台や設定が少しかぶるので、同時にプロットしている、とも言っていましたね。
　あの話を少ししようと思います。
　うふふ、新刊発表は明日です（はやくしろ）



　捏造遙か３というのは、どうしても源氏の神子に偏る感じが私はちょっと残念で…
　遙か２のとき、院陣営・帝陣営を選べたように、源氏と平家を選べたらいいのになって思っていたんですね。
　ただ清盛の逆鱗がある以上、表面的な正義は源氏にあり、難しいことも分かっていました。
　朔と敵対もしたくなかったですし。
　とかいいつつ、怨霊姫は平家神子ですが、それもまた置いておいて。

　もうちょっと中立的な望美さんを書きたかったんですね。
　だから、他の方とくのいちを書こうとしたときに「源平拮抗・京が中立地帯」という設定がすぐに出てきたともお話しましたね。
　でも、どこまで設定を弄っていいか、躊躇ってたんですが…


　そろそろいいかな！（いつものやつですねー）


　ということで、ぼんやり考えていたのを先に進めて、本格的にプロット化しました。
　詳細は省きますが、怨霊姫でいうと上巻に当たる部分は、おおむねできました。

　ここで困ったのが、CPです。

　怨霊姫は意外に楽だったんですよ～。
　将臣と知盛ってことは決まってたし、この場合将臣が源氏で、知盛が平家なのですっきり決めやすかった。
　今回は誰にする…ってなったところで、まず知盛は「外しません」。
　が。

　私が最近書いているのが、平家にどうしても偏っているのです。
　ヒノエもどちらかというと（本作では）平家寄りの中立者です。
　（ついでに言うと、譲は源氏、将臣は平家にそれぞれ拾われて、望美とは別れています）
　となると、知盛の対作には景時か九郎を持ってきたい。
　でも、絶対ヒノエや重衡コール出ますよね…。この際ヒノエはいいとして（平家ではないので）重衡です。

　いつもなら気にしませんが、一応長編なので…

　八葉差し置いて銀髪兄弟に偏ってもいいのか？
　そもそも平家勢から知盛・重衡を書くとして将臣（八葉・幼馴染）無視が許されるかどうか。
　
　いっそ中立勢であるリズヴァーン・ヒノエをCPにしてしまうべきかとも思いますが、それもそれで偏りすぎですよね。
　というか各方面から文句が来るわ～

　一案として、知盛ではなく銀髪兄弟という本にしてしまってはどうか、というのも那由多からきていますね。
　各立場から２CP出すとしたら、あらゆる意味で将臣は外せまい、とのことから、平家枠は必然的に「１」で、つまり知盛なんですが、重衡もコールは来る…
　なら狭間でゆれるというか、そんな本もあっていいんじゃないの、みたいな。
　ただ、１冊だけＲ２０も全年齢もないなーと思うので、この案はやるとしても短編でしょうか。


　各立場から２CP出すのではなく、合計で４冊にしてしまう、それを二回出す、と言うのも一案（鬼か）
　つまり、源氏・平家・平家・中立を二回やれば、あっつんまで出番がくるという…
　はい、誰が言い出したかあっさり分かる意見ですねー（棒）

　これだけ表紙を描いてくれている那由多ですから、意見は最大限聞いてあげたいのですが、鬼か。というか、これ那由多が描く表紙の数でもあるのですが、分かってるのかな…？？


　とりあえずこんな感じで、CPに悩んでいます。

　捏造遙か３、読んでみたいCPがありましたらお寄せください。
　長編は難しくても、怨霊姫異聞のように短編で登場するかもしれません。


　すみません、この程度は練らないと出せないので、ずっとお話だけで書く気配がなかったし、一年越しなのです。怨霊姫は早かったんですけどね～


　ではでは、今日はこのあたりで。
　本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました！