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 こんにちは。
 
 昨日はちらっとだけしか顔を出せませんでした。
 もっと最初からちゃんと書けばよかったな。

 煉獄蝶2は完成しました。

 結局何人ものチモリストさんに押される形で、濃厚です・・・。たぶん。
 煉獄蝶とは少し違った趣きです。
 文の感じが怨霊姫に近いかと・・・・

 ここから弁慶に入ります(笑)



 弁慶に入ったところで力尽きて寝てしまったというわけです・・・。


 
 本業にせよ、これにせよ、毎週来る締切が恐ろしい・・・・・・。
 でも、読みたいよって言ってもらえるのはやはり幸せです。
 オンもしばしお待ちを~


 蜜柑が尽きませんが、我が家では今ぬる燗もブームです。
 熱燗じゃないの。葉明猫舌だから。
 でもワインより今はあったかいものが・…好き。
 炬燵出したらワインでもいいんですけど。
 チューハイも好き。
 リンゴのヌーボーの缶チューハイ出ましたよね~
 季節の変わり目はチェックです。
 ・・・・しばらく呑めないんですが(とほ~)


 あ、下に煉獄蝶2畳みます。
 のっけからアレなので、どうかと思ったので、一応京に入ったあとから・・・・・

 興味のある方はどうぞ^^


 ではでは、拍手たくさんありがとうございました!
 お言葉に今日は甘えます・・・・
 まああれに返信もな・・・・


 それでは、皆様。
 拍手・ご来訪、誠にありがとうございました~!

 

拍手[0回]



 
「……驚きました」
 最初の衝撃が過ぎ、各々がこれからのために動き始めた頃、もういつもの表情を取り戻した軍師は、望美に近寄ると、知盛と繋がれたままの方の手をわざわざ取って、唇を寄せた。
 当然自然な仕草で知盛の手は振り落とされて、弁慶は柔らかな手だけを楽しんだ。
「また会えるとは、思わなかった」
 いつも甘い口調の人だから、と思っても、その甘やかな声音は久しぶりに聞くと凶器に近い。
 添えられた口づけも相俟って、望美は盛大に顔を赤らめた。
 手は引こうとしてもびくともしない。
「べ、弁慶さん…」
「ふふ、可愛らしい人ですね」
 君が変わらなくて嬉しい。
 呟きは柔らかで甘い。
 望美がくすぐったそうに微笑む向こうで、九郎が苦虫を潰した。
「恥ずかしい奴だ……」
「おや、君も嬉しいでしょう?」
「う、そ、そうだが…ここは、そんな呑気な場所じゃないだろう。―――望美、何故来た」
 九郎は苦いまま、望美を見つめる。
 その表情は揺れていて、少し脆い。望美はそれを悲しく思う。
 今回、「彼ら」が動かずにいてくれるとは、望美も思わなかったけれど……。
「わざと来たろう」
「……うん」
 今は、この部屋には四人しかいない。何か淹れましょう、と譲が動き始め、当然のように将臣が手伝いに駆り出された。
 
少しして、敦盛が慌てて後をついていった。
 リズヴァーンは人数が増えた報告にと、伽羅御所に向かう。少しだけ物言いたげにして。
 譲が持っていた用意は、望美たちが望んで時空を渡ったことの何よりの証左だった。
 九郎は何と言えばいいか分からない。
 だが手放しには喜べない状況なのだ。
 望美は黙ったまま、それ以上何も言わない。
 ただ静かな目に、九郎は根負けして、やがて、ぶっきらぼうに吐き捨てた。
「馬鹿者め…」
「九郎さん……」
 望美の意識が完全に九郎に向いた隙に、弁慶がまだ手におさめたままの望美の掌を持ち上げ、ちゅっと音を立ててもう一度口づけた。
「きゃっ…」
「ふふ、九郎のは照れ隠しですよ。…困った人だとは思うけど…本当に嬉しいんです、望美さん」
 もちろん僕も、と優しく微笑む弁慶だが、直後にその瞳は色を変えた。
「―――おや」
 望美の手は、知盛によって奪い返されていた。
「と、知盛っ?」
 既に腰も抱き寄せられていて、望美は上を仰いでしか知盛の様子を確認できない。
「……」
 ここに来てから、知盛は何も言わない。
 不機嫌なのか?
 ―――やはり、本意ではなかったのか?
 また時空を越えることも嫌ではないから何も言わないのだと思っていた、それは、勘違いだったのだろうか?
 望美が曇らせて俯きかけた顔が、強引に上向かせられる。
「えっ…―――んんっ…!」
 かみつくような口づけに、反抗の隙はなかった。
「ば…っ、な、何をやっている!」
 九郎の驚いた声にも知盛は耳を貸さない。
 ただ、見せつけるように、暴れる望美の口の中を堪能する。
「んんっ、はあっ……」
 蕩けるような吐息を洩らす望美は片手で宙吊りのようになっていて、つくかつかないかの爪先が丸くなっているのがいかにも可愛らしい。
「っあ……っ、と、知盛っ!」
 ようやく解放された望美が知盛を睨みつけた。
 知盛はフン、と不機嫌に鼻を鳴らし、弁慶に挑みかける。
「―――これは、俺の女だ」


 一応知盛~な冒頭あたりをチョイス。
 知盛さんは自分の思いを言いません。
 彼の流儀じゃないもんな・・・・。

 望美さんも言いません。
 うとまれるのが嫌だから。

 でも一歩踏み出さなければ、失わないけど得られないのよ~

 ・・・・・というお話。
 全76Pです。
 ・・・・・60Pくらいにしたかった・・・・・。

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