こんにちは。
昨日調子に乗って、1時半まで書いてました。
4時には起きなきゃなのに・・・。
案の定、寝坊して(5時に起きた)、お弁当をスーパーサイヤ人な気持ちでやりました。
こう、いつもの壁を超える感じで!
やればできた・・・・!
とか言いつつ、ドラゴンボールって全部は知らないんですよね。
ピッコロさんが旧敵の主人公の息子育ててるあたりとかしかあんまり知らんです。
歌は好き。元気いいですよね♪
書いてたのは弁慶です。
正直、書き直したろかしらとか思ってたんですが、やっぱり吹っ切れると望美は強い子・・・・!
うじうじより、ぷんぷん怒ってる方が似合う子です。
そして弁慶・・・・
――――とかまでくりゃ、いいんです。
ここまでなかなか来なくてこんちくしょう。
来たら葉明もウキウキです。
筆が乗りますので、今日明日にはページの目処がつきそうです(希望)
こういうの書くと、あれですね。
やっぱり、ED後や完全捏造の方が、小説はいいような気がします。
幕間の小さい出来事は、絵でそっと表わせる漫画の方が向いているかもしれない。
あれ、葉明の弱音?(^^;
あとオフラインの原稿といえば、執事知盛の2巻ですが、1巻のとき、葉明、何も考えず表紙の色を水色にしたんですよね。
まあこれはいいんですが、シリーズの統一性を考えたとき、表紙の色をある程度自由に選ぶなら、実はページ数が決まってきちゃうんですよ・・・。
えええ・・・3・4・5話、入るかな~。
3話はコメディ、4話は過去編、5話と6話がシリアス前後編だから・・・・
3と4だけにしてもいいんですが・・・・。
それだと全5巻になっちゃうわ。
そんなに読みたくないですよねえ(-ー;
ちょこっと検討中でした。
さてそろそろ。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
お礼になるか分かりませんが、怨霊姫小話です~
まずは知盛編からどうぞ。
望美は本当に辟易していた。
春の京で将臣と再会したと言ってから、知盛の望美への執着は度を超えていた。
自室はすでに、知盛の領域となりつつある。
「桜様!いかがなさいましたの?」
「ちょっと・・・・匿って下さい・・・・・・」
突然訪れた平家大事の姫に、女房が否を言うはずがない。
ましてや疲れた顔色は、見過ごせるものではなかった。
それに――――
「まあ桜殿!・・・・・・あら、本当に顔色が悪いですね」
「時子さまぁ・・・・・」
奥に通された望美は、時子のいたわりの声に、じわっと涙を浮かべた。
それは平静の桜姫らしからぬ姿。
毎日毎日毎日・・・・・・・
―――――あの男はっ!!!
「知盛をなんとかしてくださいっ・・・・・!!」
「ま・・・まあまあ・・・・」
尋常でないやつれ様と、心からの叫びに、時子は困ったように望美を手招いた。
腹心の女房・楓が膝行して、時子に泣きつく望美の背をさする。
まるで時を戻したかのような、望美の頼りなく幼い様子に、望美の上で時子と楓は苦笑した。
可愛らしかった。
―――このままでいて欲しかった。
しかし、望美はいつしか平家の戦女神になってしまった。
それを憂う余裕は平家にはないが、時子は少し悲しく思う。
同時にこうして残る面影は救いだった。
暫くして望美が一応落ち着くと、若い女房が首を傾げた。
「――――でも桜様?知盛様の何が不満なんですの?」
すると一気に場が湧いた。
「そうですわ。私見ましたわ!昨日渡殿で抱き合っておられた姿は絵巻のようでしたわ・・・・!」
「あら、桜様を離されたあとの、切なげなお顔の方が・・・!」
「知盛様…素敵・…」
望美はぴしっと凍りつく。
昨日、抱き合って・・・?
「私、すぐ振り解いたよ・・・・?」
「そこが分からないんですのっ!」
「桜様、どうしてですのーっ!!」
「まあ、おほほ・・・・・・」
女房の沸騰に、時子が穏やかに笑う。
望美は気圧されていたが、そのうちムスッとして、呻いた。
「何でそんな、評価高いの?あんな横柄で、乱暴で、言うこと聞かないし、冷たい奴なのに」
味方と思って逃げ込んだ場所である。
こんなに責められるとは、ちょっと思っていなかった。
「桜様にだけはお優しいですわ。そこがいいのですわ!」
新参の女房が力説した。
「あの涼やかなお目元・・・・一瞥されただけで蕩けてしまいそうですわ・・・・」
妙齢の女房が、うっとりと微笑んだ。
「戦場でも桜様をお護りして下さると信じられるのは、あの方だけですわね」
楓までもが参戦した。
望美は遠い目をする。
・・・・・・・・全部何だか納得できない・・・。
(みんなに優しい方がいいし、一瞥しかしそうにない男ってどうなの!戦場でなんて護ってもらわなくてもいいんだもん!)
どうも望美の観点と周りの観点はずれている。
ちら、と時子を見たが、時子はただにこにこしている。
・・・・・・・女房達の意見に賛成らしい。
望美が諦めて、新たな味方を探そうと、腰を上げかけた時だった。
「―――桜様はどうもお分かりでないようですわね。こうなったら、微力を尽くさせていただきましょう・・・!」
「ええ!」
女房は一致団結した。
知盛を応援する者、桜姫出陣を憂う者、絵巻のような恋に憧れる者・・・・・
思いはそれぞれ。
結論は同じであった。
時子・楓といった、望美が大事にしている女性が向こうにいる以上、望美がここから、逃れられる道はない。
翌朝。
一晩かけて、知盛との恋についてのあれこれを叩き込まれた望美は、よろり・・・と、よろけつつ、時子の部屋を後にした。
戦評議より骨が折れた。
ここから先、望美が時子の部屋に近寄りがたくなるのだが・・・
女房達との抗戦は、今まさに始まったばかりであった。