更新日記
こんにちは。
昨日は10時には夢の中でした。良い子すぎ!
でも5時に目は覚めました。アラートやってないのに・・・
日々の習慣は恐ろしいですね。
そんでもって、入稿です。
執事知盛、仕上がりました☆
これであれですよ。
迷宮さえあげれば冬コミは予告通りばちっと!
ば、ばちっと・・・・!
その前に弁慶ですが、これもなんかもしかしたら那由多さんのカラーページつきですよアナタ!
さすが弁慶・・・・
那由多に愛されてる・・・・・・
桜宵の成分の8割は、リクエストでできています(by〇ファリン)
弁慶は、実は執事知盛にもびっしりです。
何せ同い年ですからね!この組み合わせ、割と好きです。
ここのところ、毎日同じ時間帯にぽちって拍手が1回あるんです。
なんか励まされます。同じ人かもー、って。
更新もないのになあ・・・・。ホロリ
なので、御礼創作です。
誰か分からんので、その人の好きなCPじゃないだろうけど・・・・。
弁慶でいってみましょう。
それでは、本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!!
それはとても優しい日々。
「・・・・・・そうか、幸せか」
「はい」
黒い外套を脱いで。
やわらかく笑い、今日の出来事を話す親友を、九郎は苦笑して眺めた。
ああ、何という違い。
戦陣を駆ったあのころも、出会ってやり合ったころも。
弁慶は黒い外套に静かな目をしていて。
それが変わることはなく、だからそれが当たり前なんだと思っていた。
「よかった。……本当に」
「・・・・・九郎?」
「気づいてやれなくて、すまなかった・・・・・弁慶」
金の髪は陽を弾いて明るい。
榛の目は、今は静かではなく優しく光る。
こんなにも光の中にいる男だったのに。
闇にいた。
自分と同じに、あるいはそれ以上に血と闇にまみれさせていた。
それに気付きもしないで。
「・・・・・・・・君が気づいたら天変地異じゃないですか」
「何っ!?」
「だから、気にしてませんよ、九郎」
今、弁慶は優しく笑う。
柔らかに笑う。
だから九郎も気づけたのだけど。
「また来ます」
「・・・・・・・ああ。また来い」
「ええ、では」
またという約束を、優しく出来るこの世界を守ってくれた少女のもとへ、弁慶は帰る。
弁慶を光の中に導いてくれた少女のところに。
・・・・・ちょっと、羨ましいけれど。
「また、な」
それを幸いに、思う。
************
帰ると弁慶の鼻孔を妙な臭いがくすぐった。
「・・・・・・・・・・・・っ!!」
大急ぎで中に入るも、時、すでに遅し。
「あ、お帰りなさい、弁慶さん!」
「・・・・・・・ただいまかえりました、望美さん・・・・・・」
ああ今日は何をしてくれたんだろう。
というか、すでに出来上がりっぽいこの料理はナニ。
魚でもないのに、目のようなぎょろりとした何かと目が合ってしまった。
本当に野菜ですかこれは。
しかもこの上にまだ作ってるんですか。
「料理は僕がするのに・・・・・」
「練習しなきゃうまくなれないもん」
腕まくりする、君の発言は正しいのですが・・・・・・。
残念ながら、うまくなる以前の問題だと思う。
才能だろう、剣以上の。
そして弁慶は今日もこっそり胃薬調合。
最近この薬草の減りが一番早い。
幸せの代償には安すぎるけど、ちょっと切なくなる弁慶・二十六の春。
――――望美さんの伴侶になるには胃薬が必須なんですよ。
胸の中、そっと九郎に遠い目で呟いてみる。
「できましたよ!」
「・・・・・ありがとう、望美さん」
それでもこれは、やっぱり幸せの日々。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本当に幸せなのか弁慶。
でも幸せなんです。だって自分のためだけの手料理で、努力で、笑顔で。
ちょっとくらい代償ないと幸せに怯えそうな弁慶さんだから、きっとこの程度はいいんです!
・・・・・・って思いませんか。
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