よく寝た（笑）

　こんにちは。
　昨日は心おきなく眠れました。
　ペーパーとアンジェの新刊がどうにかこうにか間に合って＾＾

　さあ、知盛と弁慶です。
　那由多さんに鬼納期押しつけている現在、私が逃げるわけにはいきません。
　

　よくこんなに書けるね、いつ書くの？と言われますが・・・
　まあ睡眠時間がおおむね代償です。
　あと昨日も思ったんですが、ストーリーが頭に展開し出した時点で書くと早いみたい。
　将臣のいじわるしないで、これ、最初とストーリーが違います。
　両想い前提で、牽制のために、望美にチョコを学校で渡させる…というものだったんですが。

　１．今年のバレンタイン、日曜日。
　２．学校でＲ１８はマズイ。
　
　ということで、断念。
　やきもきしてもらいました。

　かつ、例のシーンでも知盛と妙にかぶって、望美さんにセーターの端を咥えてもらうのを断念（・・・・ぶっちゃけブログ）
　
　という感じに、変更点がたくさんあったくせに、スピード的には、冬コミのあっつんに匹敵したという早さでした。
　書き始めて１日経ってない。
　これも後に畳みます。
　よかったら、ご覧下さい。



　弁慶の「雪割りの花」に移行しています。
　楽しい、楽しい！
　ずっと書きたかったお話です。
　短編をちょっと膨らませました。
　葉明の「ちょっと聞いてヨ」的な一言が入ります。
　弁慶ルートにはいろいろと言いたいことが山積してるんです。
　朱色の檻の、地の章の最後の一喝も１回は言いたくなったことですよ（葉明の気質がよく分かるー）

　知盛の「名前を呼んで」・・・・これをＲ指定にするかしないか。
　うーん・・・・
　してもいいけど、特典本以外、今回すべてＲ１８になるという気恥ずかしさ。
　どうしましょうねえ、でもエロリスト知盛をまたしてもピュア担当はどうなのさ。
　いやエロがピュアじゃないわけじゃないけども。


　今日はメール返信します。
　お待ちいただいていた方、申し訳ありませんでした。
　拍手レスはついでなので、メールで返します。
　ブログの拍手はレス無しなので、そのままですが・・・すべて了解しています。
　こちらもお手数おかけしました！
　押してあると嬉しいもんですよ！


　では、ひとまずここで。

　本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました！

 

 

　将臣は溜息をついた。

　今月既に、十回目。

 

「……またかよ」

「いや、いーじゃん、別に変なことはしないって！」

　冬休みも終わり、学期末試験も始まろうという時期に、クラスはにわかにざわついている。

　将臣はクラスメイトに泣きつかれて、辟易したように溜息をついた。

　発端は冬休み中の目撃情報だ。

　……どうもヒノエやら敦盛やらと街を歩いていた望美を見たらしい。

　奴らは結構出かけてたし、望美と一緒に帰ってきたこともある。

　ありえないことじゃない。

　とはいえ、あの頃は怪異だ何だって騒いでいたわけで、そんな色恋沙汰じゃなかったけどな。

　というか、なかったと思いたい。

　将臣としては、ようやく独り占めの権利を得た、そんなつもりなのだから。

（とんだ置き土産だぜ……）

　望美は普段、将臣や譲以外の男と出歩かない。

　これが誰かだけ、なら、ついに春日も誰かと付き合うことになったとかいうことになるのだろうが…。

　噂は、最低５人。

　望美のさっぱりした性格と、かつ恋愛には晩生な印象も手伝って、５股とは取られなかったようだ。

　要は、望美が将臣たち以外とも出歩くと思った奴らが、特攻志願してきているわけである。

　勝負は今と言わんばかりに。

「直接言えよ、面倒くせえ」

「直接言うから、場所だけ！な、場所だけセッティングしてくれよ～」

　将臣は、明後日を向いて溜息をついた。

（誰がするか！）

　この手のことは昔から断り続けてきた将臣である。

　譲もたまに不機嫌なツラをしてるから、譲も同じ攻勢に遭っているのかもしれない。

　だが、あいつも同様に断り続けているだろう。

　望美は本人の知らぬうちに鉄壁ガードで守られている。……そのおかげで晩生なのだが。

「場所もセッティングできない男に望美をやってどうするんだよ」

「そこを何とかさ～」

　尚も嘆願は続く。ちょっとは根性があるかもしれない。けれど、結論は変わらない。

「だ・め・だ！」

　強調して、その話は終わりとばかりに踵を返す将臣の背に、恨めしげな声が縋る。

「ただの幼馴染なんだろ～？」

　将臣は一瞬止まり、若干渋い顔をした。

 

 

 
　将臣も、この後望美も受難です。
　カッコいい＆可愛い幼馴染、もつと大変です。

　バレンタインとか、時事ネタ大好きです＾＾