更新日記
こんにちは。
阿修羅の庭で知盛と格闘中の葉明です。
ようやく光明が見えてきました。
ぶっちゃけダキニ天との戦闘を回避しました。
九郎EDになってしまう(笑)
まだ先に進めているのですが、そんなところをぶっちゃけるのもどうかということで、下に最初の方を畳んでいます。
雪割りの花よりも若干シリアスかも。
と言いつつ、たとえば「秘メ事は鬼畜じゃない」と言われたり「くるくるもこのぐらいなら大丈夫」と言われたり、もしかして私の基準って人と違うんじゃないのって最近思います。
ちなみに勤め先でチョコレートをいただきました。ゴディバ。
ねえ待って、ワタシ女の子。
いいのかな・・・・・美味しいです。
もうじき五輪ですね。
好きな選手が頑張ってくれると嬉しいな~
見れるように原稿に励みます。
見てろ・・・・・・!
ではでは、今日はこのあたりで。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました~!!
「八葉……か。邪魔だ、な……」
この女との間には入られるのが、どうにも我慢ならない。
この女の目が、自分以外にいく。
それすらも気に入らない。
知盛の目が剣呑を帯び、望美はハッとした。
「駄目っ、譲君!逃げてっ!」
知盛はその一瞬に、容赦なく力を振るった。
「う、うわああああっ!」
「くっ……!」
「譲君っ!九郎さん……!」
望美の背後、知盛の隙を窺っていた八葉や将兵が、崩れるように倒れた。
そのまま、痺れる身体を起こそうとするが、耐性がないのかままならない。
「―――こちらは僕が見ます。朔殿!」
「え、ええっ…!」
逃れた弁慶が朔と、必死に浄化と回復に駆け回る。
望美はゆらり、後ろを振り返った。
「何てことを……!」
言いながら、ここは戦場だ、と望美は思う。
自分だけに向かえなど、言えるはずもない。
だが、仲間たちを傷つけられた怒りが、望美の中で、どうしようもなく巻き起こる。
知盛に生きてほしいと、この男と生きる運命を望む自分を押しつぶすかのような勢いで。
「クッ……邪魔を、するからだ……」
望美の剣幕に、知盛は妖艶に笑う。
戦場で目を逸らすことも、余計なことを考えるのも命取りだ。
(この人は敵)
(死ぬのを見たくなくても、それがゆるされても)
(共に歩める相手じゃない)
(結論は、どちらかの―――敗北)
そして、この男と一対一の状況を、どこかで喜ぶ自分がいるのを、望美は実感する。
初めて、向き合える。
ひとりで。
「一対一よ―――さあ、知盛」
湧き起こるのは昂揚か、悲しさか。
艶麗な笑みを我知らず唇に刷いて、剣を手に、望美は地を蹴った。
誰も割り込めなかった。
それは闘舞のようだった。
打ち合っては離れ、鍔迫り合いを繰り返し、剣戟が鈴のような澄んだ音を響かせた。
血が二人の間で舞い飛んだ。
どちらの血か分からない。
呻き声も、悲鳴もなく、呼吸さえ拾うことは難しかった。
軍神のごとき戦いも、やがて、終わる。
――――剣を落としたのは、知盛だった。
裏熊野から移動すると壇ノ浦は秋ですね。
間違えて冬っぽい描写をして、後で直しました。あわわ。
意図的にセリフ変更を施しながら、このあたりは本筋を踏んでいます。
もうちょっとしたら踏み外すけども(笑)
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