更新日記
こんにちは。
知盛自覚編に進み、知盛と友雅が敵の根城に行くぜ!となったところでうっかり終わりそうになっている葉明です。
おかしいな。
確か同じページで、事件は解決して、そのあとギャグ調の「いたずらリターン」もある予定だったのに。
どうする気だったんだろう、私・・・・。
ちょっとどうなのみたいなところで終わってるので、これはさっさと出そうと思います。
執事知盛って真面目な話だったんだ・・・?
こっそり拍手絵が変わっています。
弁慶のフード着た望美さん。
SSは知盛にしますかね。
あっつんかな、九郎かな。
その前にアニヒレイター!!!
最近、パラレル色が強いのは、原作を貶したいわけではなく、他の正しい創作は他サイトさんでも読めちゃうもん、という甘えからですが・・・・
ちょっと自重した方がいいのかな、どうかな。
ハラハラです。
実はあっつんも書き始めているのですが、あっつんが武門の子。
熊野の子。
なんつーか、書いてて恥ずかしいやら照れちゃうやら!
筆がのります(笑)
ピンクのPSPはやる暇がありません。
WITHはやりだしているものの、まだようやく譲と合流したあたり・・・・・
11日は2時間ほど交通機関を使うのでやれそうな予感です。
メールも2通返したぞ!
まだの方、お待ち下さい~
こんな感じで、ドロンです。
下にちょっと知盛を畳みましょう。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
―――抱いてしまえばいいのに。
昼から、知盛の頭を幾度も友雅の言葉が過った。
一度も考えなかったと言えば、嘘になる。
弁慶に気づいたとき、組織の影に気づいたとき、あるいはもっと前にも。
何度も知盛は考えてきた。
その度に打ち消した。
それが何故か、理由も考えることなく。
理由を考えてしまえば、きっと望美と自分の関係は変わる。
変えてしまう。それが嫌で、気づかないふりをしてきた。
だがそれも、限界なのだろうか。
「……」
友雅の言葉と同じように、赤い月、という言葉も頭から離れない。
譲の言葉が本当なら、組織の手は学園にまで伸びているということになる。
望美にすぐにでも手を伸ばせるところ。
そこで望美を浚わなかったのは、自分も一緒に手に入れるつもりなのだと知盛にはわかる。
先に手を出されていたなら、自分は容赦なく殲滅した―――要は、そこまで分かられているわけか、と、知盛は自分を嘲笑う。
氷の人形、その心は何も映さぬといわれた自分が、変わるものだ。
心をあっさりと読まれて、先手を打たれ続けている。なすすべもなく。
小さな刺のような不快が胸に広がった。
知盛は音もなく扉を開ける。
望美の私室。もう眠っている刻限で、予測の通り、少女は眠りに落ちていた。
気配を殺して、知盛は望美の傍に座る。
涙の痕。
(……俺は、何をしようとしている―――)
顔から首筋にかけての白い肌が闇に浮かぶようにその存在を主張した。
甘いシャンプーの香り。梳くように指を通した髪から、手が離せない。
「ん……」
人の気配に、望美が身じろぎした。
知盛はそっと息を殺す。
望美が起きたら。
あの湖畔の目で、泉の奥の色の目で、自分の姿を捉えたら、―――
「……」
結局望美の目は覚めず、規則正しい寝息がすぐに聞こえ出して、知盛は嘆息した。
知盛、自覚の巻。
ここから、まあいくつか「~の巻」があるわけですが。
・・・・・・・・誰だろう、全4巻って言ってたの。
どれかエピソードきったろかしら。
PR
この記事にコメントする