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 こんにちは。
 2時間しか寝てない葉明です。
 炬燵がお友達☆


 目途を立たせました。
 立ったんじゃないことが笑えるところですね。
 那由多さんには白い目を向けられました。それぐらいなら弁慶書けってよ・・・
 〆切、来月初めだもんね☆

 その前に、ちょっと謝ります。
 君がための新刊、ちょっと印刷がひどかったです。
 版下に変化はなかったので、印刷会社に聞いてみたのですが、気をつけます、とのことでした・・・。
 これ以上は葉明にもなんともできなくて・・・
 や、問い合わせがあったわけではなかったのですが。
 
 読まれた皆様、ごめんなさいでした。




 さて、春コミの新刊です。
 結局こんなんだ・・・・

 

   【春コミ新刊】
  •  My Butler!3(知盛×望美 執事パラレル). 400
  第6話「手紙」・第7話「君を守るために」収録
  春日家に忍び寄る組織の手。
  知盛と友雅は、それぞれの宝物を守るために動き出すが・・・・  
  

  •  秘密の籠絡(ヒノエ×望美 籠絡シリーズ)★ 200
  和議前夜。
  望美を泣かせたくない。でも離したくない―――
  ヒノエの選んだ結論は?

  •  とろける籠絡(敦盛×望美 籠絡シリーズ)★ 200
  和議前夜。
  眠れない望美は敦盛を探す。
  二人の小さな恋の行方は―――


  •  Lovers(知盛×望美)     ※無料本
  煉獄蝶2の続編。
  たぶん連作になると思われる、知望珍道中。
  平泉を出た望美たちは、ある騒動に巻き込まれ・・・・


  •  夜桜 ~千年恋歌~(知盛×望美)★       200円
  おなじみ、千年恋歌の二人。
  有川家の花見に参加することになった知盛と望美。
  酔っぱらった望美が柳花苑を披露して・・・・
 
   【インテ新刊】
  •  甘い籠絡(弁慶×望美 籠絡シリーズ)★...... 200

  和議前夜。
  清盛との会談を終えた弁慶は京邸に戻る。
  自室の前で眠る望美を見た彼は・・・・・・



 ・・・・・・結局何ページ書くんだ、・・・・・・いや、数えないようにしよう(--)
 これが最後の花火じゃないけど、ホントに好き勝手に書くな・・・・
 確か今回はセーブしようって話じゃなかったか。
 
 1日って締め切った後に「とにかく口説く知盛」「白ヤギ知盛」が来まして、前のリクエストと整合させようとしてみたけど不可能だった。
 白ヤギ知盛、柳花苑、もう見てる。
 せめて口説く知盛を頑張ってみます。
 

 そう思っていたら、夜桜のリクエストは現代だったことが判明する(--;
 ・・・・変更。
 なんてゆーか、リクエストは間際に聞くもんじゃないですね。

 

 取り置きご希望の方は取り置きフォームをいじってみましたのでそちらからどうぞ。
 ちょっと今回、別で作る余裕はなさそうなので。
 


 下にヒノエを畳む関係上、拍手レスがまた延びます。 
 ごめんなさい~(><)

 ではまた後日。
 本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!

 

拍手[2回]



 ―――そう言って、忠度と別れ、ヒノエは久々に心から晴れた気持ちで帰途についた。
 しかし、すぐに心は曇る。
 ……明日の和議の後の事が気になるのは、忠度についてだけではない。
(あんたも熊野の男なら――か……)
 ヒノエは深く瞳を沈ませた。
 心にかかるのは望美のことだ。
 和議が成れば、彼女は還りたいと言い出すだろうか。その場合、自分はどうするか――
(浚うのも、還してやるのも……な)
 強引に浚って、泣く姿は見たくない。
 かと言って、彼女が還るとき、自分は果して笑顔で見送れるだろうか?
(泣かしたくないな……)
 ヒノエ自身にも意外だが、望美に関しては、いつもの恋と勝手が違った。
 手に入れるのが恋なのに、手に入らなくてもいいとさえ思う。
 それが彼女の願いを叶えるためなら、この想いは報われずともいいと思ってしまうのだ。
 だが、やはり欲しい気持ちも本当で。
 ヒノエは未知の情熱を持て余す。
「ちっ……」
 余裕のない自分が嫌で、ヒノエは舌打った。
 だから、そのとき飛び込んできた声を、ヒノエは最初、空耳だと思ったのだ。
「……てよっ、離して!」
 ―――だが、万一を思ってそちらを向いた瞬間、ヒノエは柄にもなく駆け出してしまっていた。
「望美っ……」
「もうっ…、あ、ヒノエくん!」
 助かった、とばかりに花のような笑顔を望美がこぼす。
 望美は酔っぱらった男二人に絡まれていた。
 掴まれた腕が、気に障る。
 ヒノエは駆け寄ると、男の腕を捻りあげた。
「汚ねえ手、どけろ」
「ひっ……」
 見知らぬ青年の鋭い眼光と、華奢なはずの腕の意外な力強さに男の一人がひるんだ。
「つ、連れがいたとは知らなかったんだよ!」
「目障りだ。さっさと行け」
「あ、ああ!」
 怯えた二人はヒノエが手を離すと、一目散に逃げ出した。
 ヒノエはふーっとため息をつく。
「―――姫君」
 低く押し殺された怒りの気配に、望美は小さく首を竦めた。
「あ、ありがとう。ごめんなさい…」
「こんな夜更けに、感心しないよ、姫君」
 運よく自分が通りがかったからいいものを…。
「どうせ、あいつらに姫君は剣は抜かないだろう?かどわかされても文句は言えないよ?」
 いつも甘いヒノエに珍しい小言に、望美は更に小さくなった。ご尤もである。
「ごめんなさい。あの、……すぐ戻ろうと思ったの」
「何する気だったのさ?昼にでも言ってくれてたらお供したのに」
 京邸にいる連中は何をしているんだ、と、ヒノエは深く息をつく。
 神子姫様は本当に目が離せない。
 望美心底は反省した様子で、しょんぼりと目が伏せがちだ。
……その頼りなげな様子が、いかにもヒノエを煽りたてることにも気付かないまま。
 ヒノエもまた、目を逸らそうとして逸らせない。
 特にその、月に照らし出された白い肌に残る痕が。
 ―――気に入らない。
 望美がポツリ、呟いた。
「……ヒノエくんを、探してたんだよ」


 余裕のない頭領は大好きです。
 美辞麗句を使えないくらいがちょうどいい。
 皆様はいかがですか?
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