こんにちは。
本日やっと・・・・完全復旧いたしました。長かった・・・・・。
同じ苦労を味合われた方からのメッセージが痛い。
そうなの、いらんことしなきゃよかったのーっ!!!
ちょっと困った事態でしたが、打開できたのでまあいいかとします。
ただし、この間、割いた時間はかなり惜しいものでした(--;
なんせまだ、終わってません。
あ、ページは抜粋より進んでますよ?
おそらく、ロシェル様の原稿と合わせて44Pか52P・・・・になるかと思われます。
濃厚希望、との意見がちらほら。
あわわw
私のどの本が濃厚にいたってるのか分かりませんが、善処しますー!
ライトでいいという意見がひとつもなかったという(笑)
アラビアンは切ない展開に突入し、現在佳境です。
早く言ってしまえ!
ちなみに、何故景時!というメールが来ました。
だって、鉄子嬢が「景時が読みたいわ」って言うんだもん~。
聞かれてたしさあ・・・・
そのメールは姐様で、姐様は当然スパコミ参加・インテ不参加なのですが、インテも来てくれるなら、と京知盛の結婚直前話を用意していたのです。要は来ないあなたのせいよ♪
これは次回の餌にするのさ。
次回・・・・・・夏のインテかな!(笑)
インテの後は、アラビアのお店で打ち上げの予定です。
そのころにはさすがに暖かくなっていて欲しいものですが・・・・
さて、今日は休日。
それも閉じこもりの休日でございます。
なるべくならば今日中に、懸案の終わっていますよう。
本日もご来訪、拍手、誠にありがとうございました!
抜粋ですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
[5回]
大臣は内心で喝采した。歓喜の声で、王に促す。
「おお、王よ!これは魔法のランプであります!聞いての通り、この魔人に願えば叶わぬ願いはないでしょう!」
「何と珍しきことか、これはまことの魔人でございますぞ!」
これを聞いて、望美は少し冷めた目をしてしまう。
何度この光景を見ただろう。望美の叶えられる願いには制約があり、叶えられる範囲には限りがある。
献上され、望美の主となった者たちはそれをよく理解せず、叶わぬと知ると望美を罵倒するのだ。
魔人は万能にあらず。
アラーにかけて!創造主は魔人を万能には創らなかった。万能は秀でるものなき事にも通ず。創造主はそれを厭ったのであろうか。正確なところは望美には分からない。
ただ、望美に分かるのは、これがほぼ永劫に続くという事。望美に課された契約に限りはあるが、それは最初に思ったほど容易でないという事だった。
瞳に憂いを刷いた麗しきジンニーヤ。
しかし、よく知った光景のその先は、彼女の知らぬものだった。
王は目の前の喧騒を眺めたあと、吐息とともにこう言った。
「いらぬ」
「はっ?」
最前列の大臣は耳を疑った。なりは小さくとも、確かにあれは魔人であると、この場に潜んでいた占者も太鼓判を押している。言えば願いが叶うのは明白だった。なのに。
「いらぬ、と言った。……どこへなりと捨ててこい」
「な、何ですとー!」
「王よ、ご冗談は大概にしてくだされ!」
王は大臣の一人を流し見た。
「俺が冗談をいう性質か・・・・・・?」
「うっ・・・・・・」
確かに。
一見冗談に思えるような無謀をいくつも王は呟いて、最後には必ずそれを現実にしてしまっていた。冗談であったらと思うようなことも、無理だと思ったこともすべて。
この王に限って、口に出た言葉はすべて真実だ。
であれば、いらぬ、というのもやはり真実。
これに最も驚いたのは、他ならぬ魔人自身だった。
いらない?いらないだって?
相変わらずえらそうな男です。
これが望美に骨抜きにされていく過程は、書いてて楽しいですが、えっちい重衡の方が筆が乗るのはどうしてでしょう・・・・・・
ちなみに、ゲストをお迎えする本はこんな出だし。
和議があった。
その前の夜、剣を交えた知盛は逆鱗を持っていた。
「……知盛、それ……!」
「……やっと追いついた、ぜ……?」
渡したことは覚えている。今日と同じような和議の夜、激しく剣を打ち合い、初めて身体を重ねた朝に。―――でも。
『追ってきて、私を』
そう言ったけど、本当に追ってきてくれるとは思っていなかった。
本当に渡せたとも。
いつの間にか逆鱗は自分の手の内にあり、渡せなかったのかと諦めていたから。
「……知盛っ……!」
抱き締めた恋。
衝動に、身体はもう一度焼かれた。
そして。
「えーっ!」
「仕方ない、だろう……?」
「どうしてもその日なの?駄目なの?」
望美は知盛を連れて、現代に戻ってきていた。
将臣も、譲も。
還ってきて、もう半年になる。今日も望美は知盛が居候する有川家にやってきていた。
リビングで望美があげた抗議の声に、知盛が宥めるように苦笑した。
並行して書いてます。
今日あげなきゃ!今日あげなきゃ!
きゃわきゃわです。
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