更新日記
こんにちは。
今日はイベントです、という方は多いんじゃなかろうか、と思います。
彩雲国と薄桜鬼のオンリーですよね♪
どっちかなり、どっちもなり、行かれた方はお疲れ様でした!
収穫はいかがでしたか?
薄桜鬼の方は、45分の入れ替え制だったそうで・・・・
そんなあわただしいことで、会話はおろか買い物もできるのか?!と、葉明はおろおろしました。
凄いなあ・・・・・
葉明は小説を書いていたのですが、都落ちまで行きました・・・・!
ここで教経さんの出番は終わり(笑)
ここからは知盛編・将臣編のこぼれ話と重衡の中編です。
この中編は、怨霊姫 知盛編の裏話でもあるんですね。
とりあえず、現時点のタイトルをご紹介~
・はじまりの花
・小さく芽吹く
・清盛の褒美
・銀の兄弟
・攻防戦
・星月夜
・華夜叉
・都落ち
・水島の戦
です。
この中で、華夜叉だけが、4話つめているので完全に時系列が合致してないんですが・・・・
弁慶とか惟盛は都落ち後だし・・・
他はほぼ時系列です。
はい、銀の兄弟が復活しているのは、例によって例のごとく、姐様超強力プッシュのおかげです。
葉明、おねだりに弱い。
とりあえず、ラブいあたりを抽出して畳んでおきます。
上巻部分なので、まだこんなもん。
ページ的に量産が出来ない匂いがしてきましたので、これも確実に欲しい人は取り置きですかねえ・・・・・
まあ何とかなるでしょう。
さて、このへんで。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
「これは……桜姫。兵たちの様子はいかがでしたか?」
重衡が穏和な微笑みを浮かべて望美に手を差し伸べた。いつも通りの笑顔に見えるのに、腰が引けるのは何故だろう?
「クッ……そんなものは、聞くまでもないさ……なあ、望美……?」
「う、うん……?」
いつにない上機嫌で知盛も微笑む。戦勝がそんなに嬉しかったのだろうか?この男が?
しかし、奥の陣まで届く喧騒は相変わらず賑やかで、そこは知盛の言うとおりだったから、望美は曖昧に頷いた。
重衡の瞳が一瞬鈍く光り、再び微笑んだかと思うと、望美の傍に近寄り、その細腰を引き寄せた。
「きゃっ……」
「私が寝所までお送りします、桜姫……」
「あ、ありがとうございます……?」
そうは言われても、望美の寝所はこの陣幕の奥の一つで送ってもらうほどのことではないのだが。
だが、有無を言わせない感じの重衡の笑顔に圧され、望美は見上げてお礼を言うしかない。
「いいえ……そのままご一緒させていただいてもよろしいのですよ」
「えっ……ええっ!こ、困ります!」
「…………クッ」
勢いよく拒否した望美に、知盛が僅かに哂い、重衡の冷たい目が知盛に向けられる。
望美は二人の雰囲気にますます困惑した。
一体どうした???
だが、どうにも触れてはいけないような雰囲気に、望美は曖昧に笑顔を浮かべた。
「あの……、ひ、一人で戻ります」
望美としては疲れているし、凍れる空気も苦手、口でこの二人に勝てる気もしないため、逃げ出したい思いでいっぱいになって言ったのだが、それをたやすく逃す知盛ではない。
酷薄でいて大層魅力的な笑みで、知盛は呟いた。
「ほう……戦に邁進した大将格には褒美はなし……か」
「褒美って……何が欲しいのよ」
望美はむっとして歩みを止めた。口づけされたことを忘れていないため、臨戦態勢で。
知盛は艶冶に微笑む。
「言わせるのか……?」
「兄上、無体はいけませんよ」
「無体でないなら、いいのだろう……?」
「……ふふ、確かに」
二人の間の空気は一変、知盛と同じ色の笑顔さえ浮かべた重衡に、望美は引きつった。
この二人は妙なところで気が合うのが怖いです。
連携攻撃は超強力です。
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