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 こんにちは。
 なんか各方面から宥められて、情けないやら嬉しいやら・・・・・


 そのくせ、10月の大阪がハロウィンだと気づいてドキドキしている葉明はちょっと病気だと思います。


 えー・・・・・・・

 
 実は、ちょっと前に熱を出して寝込みました。
 でもネガティブな日記はいかん、と思っていたのですよ。
 どうにも進まない原稿にイライラしてたりして。
 それもいかん、と。


 それで、ちょっと弱音を吐いてみました。
 

 これではいけません。
 ここは、皆様が息抜きに来られる場所なのですから。
 さいわい、優しいお言葉をたくさんいただき、一日ゆっくりして、ちょっと回復した次第です。


 ありがとうございました。


 下に恒例のちょっと抜粋です。


 予約の連絡は今少しお待ち下さいませ^^

 それでは、本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!



 

拍手[3回]


 角度を変えて重なる唇に酔わされる。
 息を吸うタイミングで唇をずらされて、吸いきらない内に、また深く貪られる。
 そのどれもに抵抗できない。
 ようやく離されたとき、望美が感じたのは安堵感ではなく寂しさだった。
 目の前の人に縋りつきたくなる。
 この人は敵なのに。
「どう、して…こんな……」
「君も、抵抗しませんでした」
 息も絶え絶えに問う望美を見下ろして、弁慶が囁く。
 望美は羞恥して頬を紅潮させた。
 それが、弁慶の中の雄を刺激するとも気づかないで。
「―――このまま、君を、連れ去ってしまいましょうか……」
「弁慶さん……?」
 潤んだ翠、赤いままの頬。
 どれもが愛らしくて、愛おしい。
 この気持ちは、何なのだろう。
「今ならできる。全部忘れて、君を求めることが……」
 思いがけず優しく抱き締められて、望美の心が甘く震えた。
 ――――今ならできる。それは、今しかできない、ということ……?
「敵、だから……?」
 弁慶は自分の腕の中で囁かれた吐息によって、一気に現実に引き戻された。
 腕の中にいるのは「桜姫」。
 弁慶が滅ぼすべき相手の、最大の障壁―――
 なのにこの腕を緩められない。
「……ええ。僕は、清盛様の敵だから」



 本来ならば味方のはずの二人。
 でも望美が平家にいるならば、最大の敵。


 二人の折り合いが気になります。

 
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