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 こんにちは。
 葉明です~

 驚きのペンちゃんは、オフラインのページを作った時の葉明の状態です。
 そら忙しいわ・・・・・・
 余裕がほとんどないはずですよ?
 

 将臣とアシュヴィンがあがりました。
 あと・・・・えーと、30Pくらい・・・?
 よしっ、いける!(どんな計算)


 なかなかコメントレスもメール返信もできなくてすいません。
 特に携帯相手は非常に時間を気にしちゃうのです。

 と、とりあえず急ぎそうな連絡事項をば・・・・・


 怨霊姫セットはレターパックになります。
 というか、既に怨霊姫2冊重ねたらメール便80円がそも無理なんです。
 なんとゆう厚み・・・・!(いつものことですが)
 がつん!といきたい人は、ゆうパックか宅急便でもいいかもしれません。
 
 ・・・・・・・そんなにいっぱい出して、スイマセ・・・・・・・・(もう何回目か)


 こほん。
 えとですね、レターパックは局留めも可能です。
 ヤマトの営業所とかに留めたい場合は、宅急便にして下さい。

 出来る限り要望は応えたいので、言って下さいね~


 んでもって、通販の場合は通販のフォームを使ってくれると葉明がごっつう助かりますた・・・・。


 こんな感じかな?
 あ、アンジェの場所が決まりました。
 坊野郎さまと隣っぽいです。
 知ってる人で嬉しい♪

 
 ではでは、今日はこのあたりで。
 本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
 返信できてないけど、本当に心がなごみ、癒されます。というかやる気になる!

 待っててね、ごめんなさい!

 
 

拍手[2回]


 
 
 この恋は、硝子細工 ――――
 
 
「………は?……それは、本当ですか、でん、…皇」
「本当だ。だから何だ、リブ?」
「や、何だと言われましても……はあ」
「……何が言いたい」
 執務中である。
 千尋に手を出したのか、と、側近中の側近に聞かれ、アシュヴィンは「いいや」とだけ言った。
 目の前の糸目の男が硬直している。
 その硬直が気に食わない。
「やあ……大事にされてるんですねえ、皇」
「………当たり前だろう。あれは、中つ国の」
「―――皇ご自身が、ですよ」
「………」
 やけにしみじみとしたリブが尚更気に食わなくて、アシュヴィンは屁理屈を言おうとしたのだが、呆気なく撃沈された。
 ……当たり前だろう。
 アシュヴィンが、妃に迎えた金の髪の少女に弱いのは、根の宮の中では周知の事実である。
 政略婚ではあった。
 常世の絶対王に逆らうアシュヴィンと中つ国が、これまでの禍根を捨てて手を結ぶための。
 だが、建て前ではそう言いながら、アシュヴィンの方には、すでに恋情があったのである。
 初めて逢ったのは、森の中。
 たかが一人の従者のために、黒麒麟から一歩も退かなかった娘――――
(王であるなら笑える愚行。しかし、あれは、勝ったからな)
 満身創痍になりながらも黒麒麟を退けてみせた。
 あのときから既に、気に入っていた。
 好きになるべきではない相手なのは、百も承知でありながら。
 理性を感情が凌駕した瞬間だった。
 それでも普段は、それに流されることはないのだが。
「それで、千尋はどうしている」
「お部屋におられますよ。や、気になるなら、覗いてこられたらいかがですか?」
 そして抱いてしまいなさい―――
 口にはされなかった言葉を読み取り、アシュヴィンは嫌な顔をする。
「別に気にならない」
「はあ、そうですか」
「……本当にならないからな」
 繰り返しても、リブは何ら表情を変えなかった。
 要は、言いたいことはそれなのだ。
 明日には、千尋は中つ国に帰ってしまう。
 中つ国の王として。
 ……この間は帰ってきた。
 ここへ。アシュヴィンの妃のままで。
 しかし、それがいつまで続くか、という話なのである。
 常世の絶対王、かつての支配者である獅子王と黒き太陽は滅びた。
 アシュヴィンと千尋の軍勢がそれを撃破したのだ。
 この政略婚のもつ「意味」は、とても小さくなった。
 今や、いつ破棄されてもおかしくない。
 あのときは政略のコマであっても、その身の本来は、どこまでも中つ国が戴くべき王なのだから。
 常世にあっさりとくれてやるわけにはいかないのだ。
 ―――だからこそ既成事実を。
 リブの言いたいことは、分からないわけではないのだが……。
「……あいつはまだ幼い。無理強いして、嫌われたらどうしてくれるんだ」
 笹百合の群生の中で見た凛とした眼差し。
 アシュヴィンを案じてくれたという小さな手。
 千尋は自分を揺り動かすけれど、千尋がどうかなんて分からない。
 前に目が腫れるほど泣かせたから、これ以上は泣かせたくない、とアシュヴィンは考えている。
「はあ、無理強いなら嫌われるでしょうが……」
「あいつはまた帰ってくるだろう。そこまで気を回さなくてもな」
 アシュヴィンはそう言って立ち上がると、返答も待たずに足早に執務室を出ていった。
 自分の言った言葉が、既に疑わしい。
 だからこそ、リブの見解など聞きたくもなかったのである。
 
 
 
 
  冒頭です。
 千尋のことだけ鈍感なアシュヴィン。

 なんとゆーか、将臣編と違い、リリカルに進みました。
 
 ちなみに、千尋を望美と打ちそうになって何度かやり直しました。
 落ちつけ、ワタシ。

 
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