更新日記
こんにちは、脱稿です、パチパチパチ―!!!
つ、つらかった・・・・
いっちばん最初っから手えつけてたのに、この弁慶・・・・!
うふ、本文を読んでもらえれば、少なくともうちの鉄子嬢は絶叫してくれると思う終わりになりました。
別にあなたが最近冷たいとか、そういうことではないんですよウフフ。
ま、まあとにかく脱稿です。
抜き出しておきます。
さあ、お品書きだ!
準備だ!
メールだーっ!!!!
その前にインフォあげますが。
・・・・・・はあ、もうホント、この度はお騒がせして・・・・・・・
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
本日午前中までに連絡いただいた皆様の分は確保させていただきますのでご安心くださいませ♪
つ、つらかった・・・・
いっちばん最初っから手えつけてたのに、この弁慶・・・・!
うふ、本文を読んでもらえれば、少なくともうちの鉄子嬢は絶叫してくれると思う終わりになりました。
別にあなたが最近冷たいとか、そういうことではないんですよウフフ。
ま、まあとにかく脱稿です。
抜き出しておきます。
さあ、お品書きだ!
準備だ!
メールだーっ!!!!
その前にインフォあげますが。
・・・・・・はあ、もうホント、この度はお騒がせして・・・・・・・
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
本日午前中までに連絡いただいた皆様の分は確保させていただきますのでご安心くださいませ♪
望美は文机に凭れかかって、小さな花をつつき、揺らしていた。
枯れた花、枯れかけた花、少し顔を落とした花、瑞々しい花。全部で二十八。
最初は何気なく飾っていたのに、何故かどれも捨てられなくなった。
それが誰からかも知らないくせに。
(身体……重い……)
それは夜の名残りのせいだけでなく、部屋の四隅にある石によって施された術のせいだった。
この京に満ちる龍脈から、この部屋だけは切り離されている。
石を取り除けばいいのだが、また置かれてしまうだろうと思えば、それも億劫だった。
逆鱗もいつの間にかない。
いつの間にかだったから、弁慶だろうと思うのに、それを言い出すことができなかった。
まるでそれが自然に思えて。
花の数だけ日は過ぎる。ない日もあるというから、もう少し過ぎているかもしれないが。
でも、それを数えることも望美には意味のないことに思えた。
――――螺旋から、弁慶は連れ出してくれた。
強い力で抱き締めて。
だが、あの日々と今と、何が変わる?何が違うのだろう。望美には分からない。
巡ることのなくなった時空の螺旋。
変わることのない昨日と同じ毎日。
抱き締められた。引き留めてもらった。
今のところ誰も失われてはいなくて、もう弁慶に置いて逝かれることはないのかもしれない。
だけど、それだけ。
あの日以来、望美は弁慶に愛を囁かれ続け、けれど、望美の気持ちを弁慶は聞くことがない。
だから望美も考えずにいるけれど。
(それで、いいの?)
変わらない日々。
何もすることがない毎日。
それなら螺旋を巡り続けていてもよかった。
あの日々なら、空虚を抱えながらもまだ笑い合うことができたはずなのに。
「はく、りゅう……」
小さく望美が囁いた。
そのとき。
「――――――君はいけない人ですね…」
「弁慶さんっ?」
御簾をくぐって入ってきた弁慶の顔が、苦悶に歪んでいた。
望美はハッとして、思わず駆け寄る。
重い身体は一瞬忘れた。弁慶の顔色が蒼白だった。
「大丈夫?弁慶さん……!」
「………大丈夫です」
無理矢理横たわせられて、弁慶は深いため息をつく。
望美は本気で心配している。
こうして龍脈から切り離してまでも閉じ込め、想われてもいないのに犯し続ける僕なんかを。
(君は、本当に貴い……)
いつまでも清らかな少女。
閨でねだる姿、快楽を教え込んだ身体は、弁慶の想像以上に、どんどん淫らに変わっていくのに。
その心がどこまでも変わらないから、弁慶は何をしても安心できない。
こうしてたまに白龍の逆鱗が弁慶に罰を与えるのは、望美と龍がいまだに繋がっている証拠であるから。
弁慶は外套の、逆鱗をある辺りを無意識に押さえた。
望美が呼ぶだけでこんなことが起きるなら、いつか、こんな檻は破壊されてしまう気がする。
(そのとき、もう一度捕える事が出来てしまったら)
そしてもっと頑丈な檻を作るのか。
それとも繋いでしまう?
壊してしまう?
また逃げてしまわないように。
弁慶は苦笑した。
……出来るわけがない。
(また、僕を好きじゃないという言葉を聞きたくなくて、何も出来ない僕が……)
正確には、誰の事も好きじゃないかもしれない、と望美は言ったのだったが、それは弁慶にとって大差はなかった。
どうせ自分も含まれる。
そしてこんなことをしている以上、好かれることは万に一つもないのだから。
嫌われることは怖くない。そんなことが怖ければ、初めからこんなことはしないのだから。
怖いのは失うこと。
そして、自分が望美を壊すことだった。
(それなのに、僕は)
もう弁慶さんたら黒いんだから!
・・・・・ははは、頑張りました。頑張りましたよ。
途中どんだけアシュヴィンや忍人のリリカルさに救われたことか・・・・・・
桜宵には珍しい(と思いたい)テイストの本なので、読むときは優しい本を!お口直しを手元にどうぞ!!
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