更新日記
こんにちは。
まじめに「捩れの花」の続編書いてたんですが、ダーク&シリアスで筆が進まなくなりました。
過去の教訓にしたがって、銀の原稿にチェンジ☆
あはは、書けちゃった・・・
まだ表紙が出来てない分だよ。いいのかしら・・・
でもほぼ一筆書きなので、クールダウンしてから見直さないと。
一応下に畳みます。
将臣君が出てきます。
苦労性の彼にとって、彼は難物極まりないでしょう。
と言いつつ、そこのところを書くのが楽しかったです。ラブ。
知盛編では譲出演。
ジェラシーの舞台になりそうです。
さあ頑張るぞ!
今日は話題もないので、このあたりで。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
まじめに「捩れの花」の続編書いてたんですが、ダーク&シリアスで筆が進まなくなりました。
過去の教訓にしたがって、銀の原稿にチェンジ☆
あはは、書けちゃった・・・
まだ表紙が出来てない分だよ。いいのかしら・・・
でもほぼ一筆書きなので、クールダウンしてから見直さないと。
一応下に畳みます。
将臣君が出てきます。
苦労性の彼にとって、彼は難物極まりないでしょう。
と言いつつ、そこのところを書くのが楽しかったです。ラブ。
知盛編では譲出演。
ジェラシーの舞台になりそうです。
さあ頑張るぞ!
今日は話題もないので、このあたりで。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
望美がエレベーターで銀の住む階に着くと、ちょうど銀が出てきたところだった。
グレイのスーツがその立ち姿を映えさせている。
「銀っ!」
「神子様……っ」
―――まだ銀は、望美を神子と呼ぶ。
慣れなくて、と苦笑する彼があまりに申し訳なさそうなので、望美ももう何も言わないことにしているが。
飛び込むように走ってきた望美を抱き締めると、銀が愁眉を曇らせた。
「もう着かれたのですか。こんな大荷物を……。申し訳ありません、もっと早く出るべきでございました」
相変わらずの様子に、望美が目を瞬かせる。
今日は帰りの時間なんて言っていないのだから、銀が謝るいわれはない。
いつもよりずっと早いのも、文化祭の片づけが、商品が綺麗に売れたおかげで早く済んだだけなのだから。
他のクラスはまだ片づけていることだろう。
「銀、迎えに来るつもりだったの?」
「ええ、明日がお休みなのだと聞いて、嬉しくて」
銀は望美の手荷物をそれとなく引き受けながら、優雅に微笑んだ。
玄関の中に誘い込むように望美を招き入れ、銀は後ろ手にドアを閉めた。
「……今日は一晩中、お尽くし申し上げますよ」
台詞も内容もだが、小さく顰められた囁きの甘さに、望美はぞくっと身体を震わせた。
甘い疼き。
銀とこうして、恋人同士になるまではまったく知らなかったものである。
だが、今日はそれに流されてはいけない。
「そ、そのことなんだけど、…えと、ちょっと銀、出ててくれる?」
「外に、ですか?」
「うん、玄関でいいの。すぐに済むから」
はあ、と、分からないながらも、銀は頷いて、玄関に望美の荷物を置いて出ていく。
どんなに些事であれ、銀が望美の言葉に逆らうことはない。……夜以外は。
(うう、ごめんね、銀)
家主を追い出す心苦しさはあるものの、さすがに目の前では着替えられない。
望美はまず、買ってきたものを冷蔵庫にしまい込んだ。
そして、いそいそと鞄を抱えてバスルームに移動すると、本日の戦利品を取り出した。
ろくに確かめずに買ったそれには、大きくメイド服、と書かれている。
それを見た瞬間、望美はピンと来たのだ。
……銀が何が欲しいとか、そういう事は、悲しいかな、あまりよく知らない。
というか、こんなマンションに住んじゃう人に、一介の高校生が何を贈ればいいのか。
望美が持っているのは、将臣の言うように望美自身だけである。
それでも確かに銀は喜んでくれるかもしれない。
いや絶対喜んでくれるだろう。自信がある。
しかし、それではあまりにありきたり―――しかも、いつもとそう変わらないようにさえ思える。
そこに、これだ。
望美は目的のものを取り出し広げると、早速着替えた。
……そして、絶句する羽目になる。
ネタばれしておきますが、ここで望美が取りだしたのはメイド服です。
望美さんは形から入る人なんです(笑)
知盛は何にしようかな。
対となるよう考えているので、わくわくです。
ちなみに特典本はラブラブにする気なので、超楽しみです。
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