更新日記
こんにちは。
天気が良くありません。
奈良や和歌山では竜巻注意報とか出ました。ぶるぶるぶる。
本日来た分以外は返信いたしました。
メール来ないよって方はご連絡を。
間違いがあった場合も教えて下さい。
よろしくお願いします^^
やあ、なんとかこの秋は乗り切れそうで・・・・(低い目標)
よかったです^^
さあ、あと6p!頑張ってきます。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
「い……入れ替わっちゃったのっ???」
そんなことがありうるのだろうか!
望美は目を白黒させた。
「そうみたいですね」
どう考えても元凶と思しき知盛の姿をした弁慶は、可愛らしく小首を傾げながら笑った。
その笑顔は無邪気とさえいえる。
そして、混乱してなすがままの望美の腰を優雅に抱き寄せ、見せつけるように耳元で囁いた。
「まあ、君に仕えられるなら、僕はずっとこのままでも構いませんが」
「ひゃ、ひゃああっ!」
望美は顔を真っ赤にした。近い、近い!
「やめろ……!」
凄む弁慶――知盛である――は恐ろしい形相で、いつもの優しい感じは欠片もない。中身が横柄知盛なので当たり前なのだが。
望美は震えあがったが、知盛は青くなった望美を抱き寄せたまま、にっこりと笑った。
「やあ怖い」
勿論ちっとも怖がっていない。
前回と同じ仕掛けでは知盛は引っかからないので、今回弁慶は趣向を凝らした。
知盛が飲まなければ、引っ掛からない。そのまま飲んでも引っ掛からない。
ならば、次の手。
弁慶か望美と交換した時だけ作用するように。
(望美さんとの交換も見たかったですけどねえ)
これはこれでいいだろう。
何せ、望美が可愛い。
中身が違うと思っていても、知盛にならば気をついつい許しているのだろう。
烈火の気迫で怒った弁慶先生に怯え、弁慶in知盛に縋りついている。本当は反対なのに。
「ふふ、怖いですね、望美さん」
調子に乗った弁慶は、望美の髪を掬い口づけながら、甘く笑った。
「やっ、…知盛、じゃない、弁慶先生……!」
「知盛と呼んで下さってもいいのですよ。君に抱きつかれるならば、悪い話じゃない」
「えっ、あっ……!だ、駄目です、駄目!」
囁かれて、望美は現状にようやく気づいた。
知盛にくっつくのは望美の常なので意識していなかったが、これは弁慶なのである。
といって、弁慶の姿をした知盛に抱きつくというのもありえない。
(こ、怖い……!)
そう、怖すぎるのである。近づけない。
仁王立ちした弁慶先生は、最早鬼の形相だった。
顔立ちが甘いので、より一層恐ろしく見える。
(うう、どうしたものやら……)
この知盛の近くにいると触られ放題だ。
端正な顔が近くに迫り、にっこり笑って甘い言葉を囁いてくる。
恐ろしく違和感はあるが、妙に幸せな地獄だ。
だが、これに浸るには後が怖すぎる。
だが、これに浸るには後が怖すぎる。
いたずら☆リターン
弁慶さんが元気にイキイキしています。
さあ頑張れ望美さん!!
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