今日の日記は三個ありますので（－－；

　こんにちは、今日の日記は三個あります。
　すいません、オフライン抜粋やってなかった。
　
　まずは刀儀から！（笑）


　はい、オフライン決定いたしました。
　諸事情で、やはり執事知盛の５巻は春コミにさせていただきます。
　
　それでもって、朧月もまた同じくで。
　これはちょっと面白い試みを用意してまして・・・・
　ラストを分冊にして、現代ＥＤ・京ＥＤを選んで貰おうと思います＾＾
　ちゃんと両方読めるよう、４月にはＥＤ部分をオンライン化いたしますが。
　
　であれば、知盛新刊、何ぞ書かねばワタクシが遊んでもらえなくなってしまいます。
　
　なので、「髪紐」ということで。

　これはお察しの方も多いと思いますが、千年恋歌の前提の物語です。
　千年恋歌の知望の前提は、壇ノ浦で散った裏熊野知盛がいますから。
　彼の、お話。

　で、朱雀は何かと申しますと、コーエーさんのＣＤをもとにしたネタです。
　「早朝のドローゲーム」というのですが・・・
　リクエストが来てました。
　この前後が読んでみたいとのことで・・・
　ＣＤをお持ちじゃない方も筋は分かるよう、頑張って書く所存ですが・・・こういうのはやったことがないので少々不安・・・・・でもやるんだ！！

　弁慶は、ＥＤ後のお話ですね。
　シリアスラブ。
　京でともに暮らしながらも、やっぱり弁慶は弁慶なお話です。

　特典本は「花の宴」なので、知ｖｓ弁ペーパーも「宴のあと」。
　ヒノエはやはりバレンタインに絡めようかと思いますが・・・・さてさて？


　こんな感じで決定稿です。
　手つかずな感じが怖い！ワタシまだＣＤ聞けてもいないんだ・・・・・！
　ＣＤは先に那由多さんに聞いてもらっていたのです。
　超美麗な表紙が上がってきて、色々申し訳ない感じです・・・。
　本文、まだなんだ・・・☆


　ではでは、まずはこのあたりで。
　本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました！


　
　

　既にお申し込みいただいてる方、メールでお伺いしますので、変更は可能です。
　お待ち下さいませ＾＾
　


　

　とても素面では聞いておられぬ、可愛らしくも艶事の相談の供にと酒が持ち込まれ、酒と言えば来るのはこの人である。

「………それはいかんな」

「そうれしょ、そうれすよね！」

　うんうん、と、頷く政虎相手に、すっかりできあがった真奈は拳を固めてにじり寄った。

「れもわたしのせいなんれす……わたしに、色気がないから……」

　ちなみに会話はここで完全にループしている。

　随分と一人で溜め込んでいたのだろうから、と、綾姫たちは完全に真奈を放置していた。

　何を言ってやっても、真奈は頑なに「私に色気がないから」と繰り返すのだ。

　放置するしかないと言える。

　だから、酔っ払いの絡みに律儀に付き合っているのは、途中から闖入した政虎だけだ。

「私が子どもだから……刀儀さん……は……」

　ゆらゆらと揺れていた真奈は、やがて、こてん、と政虎に凭れかかってしまった。

　運動後の酒はよく回る。

　それでなくとも真奈は弱いと聞いていたから、これは当然の帰結だったろう。

「やれやれ、潰れたな。鬼姫殿！」

「既に呼んでおります」

「相変わらず手回しがいいな」

「恐れ入ります」

　にこやかに微笑む綾姫も、当然真奈以上の酒量をこなしているが、頬に赤味が浮く程度で、その言動には些かも障らない。

　城内の酒豪を全員潰した鬼姫は今も健在である。

「刀儀！」

「は、ここに」

　呼ばれたのと同時に、刀儀はその姿を現した。

「聞いていたな」

「……は」

　刀儀の表情は顔が伏せられているため読めないが、政虎は真奈を渡しながら、豪気に微笑んだ。

「―――女子は強いぞ、兼久」


　これもお話の筋が変わりそうな予感・・・・・

　秋夜が主従愛を混ぜてしまったので、刀儀は艶重視のつもりなのですが・・・・・
　うーん、普通は逆なような・・・・・