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 こんにちは。
 昨日は修羅場中にもかかわらずぐっすり寝てました。
 おかげでちょっと回復。
 まさか欠席は避けたいですからね。


 原稿は当然修羅場です。
 脱稿したのはオフ本だけですよ。ひーん!
 全部手をつけてはいるのですが、まだ半分くらい。


 やっ、やりますよ?約束したしね!
 でもでも結構ひーん!(><)
 助けて小人さん!!


 下に抜粋を畳みます。今日は弁慶さん!
 鎌倉と絡めようかと思ったんですが、これはコピー本よ、葉明さん(笑)
 自重しました。
 
 ではでは、どうぞ!


 本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
 ラブコレまでの通販の方は、今日中に連絡しますね。
 お待ち下されー!

拍手[0回]



 
 
「―――ただいま戻りました」
「あ、弁慶さん!お帰りなさい!」
 戸をくぐると、奥の部屋を掃除していたらしい望美が顔を出した。
 朗らかな微笑みを見て、弁慶の心の中にあたたかいものが広がる。
 それは、実際ほとんど初めての感覚で、今でも少しこそばゆい。―――家族、というものを弁慶が持つのは初めてに近いので。
 略奪されてきた母と乱暴な父。
既に壊れていたような二人の間から、鬼子の姿で産まれてきた自分。
 人とこんな風に自分が暮らせるなんて、弁慶は思ったこともなかったのである。
「もう、向こうの部屋蜘蛛の巣だらけでしたよ!せっかくの本なのに、駄目じゃないですか!」
 元気に怒る望美がとにかく可愛くて、弁慶はつい微笑んでしまう。
「ふふ、すいません。戦続きでしたし……ずっとここには帰ってなかったから」
「あっ……そっか……ごめんなさい」
「いいえ、ここのはもういらないんですよ。それに、本当に大切なものは九郎のところに置いてしまってますからね、ついここはなおざりで」
 ここを離れたのは、あの運命の日。
 本当は、あの日からもう帰るつもりはなかったからと言ったら、きっと望美は怒るだろう。―――いや、泣くかもしれない。
 だからそれは言わずに、弁慶は真実を違う方向で望美に告げた。
 これも本当の話。
 ちなみに九郎の邸の部屋から溢れだした書物は景時の邸にあったりする。
 望美はそうなのか、という顔をして、ちょっと顔を輝かせた。
「……じゃあ、全部捨ててもいい?」
 どうにも邪魔だったのか、単に蜘蛛との攻防に飽きたのか――望美は妙にキラキラした目で弁慶に問いかけてくる。
「……………全部?」


 幸せ。
 愛する人といられる、これ以上ない幸せ。

 捨てちゃダメですよ、望美さん・・・・・(チガウ)


 困った人です・・・
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