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 こんにちは。
 ぐだぐだやりつつ、筆が進まん、と思って、姐様にちろっと知盛を見せてみました。
 
 ソッコーで返信が来て、何か褒められた(喜)


 ・・・・・そしたら一気に筆が進みだし、昨日一晩分を(まあ寝たからもありますが)軽く超えたという。


 葉明は褒めたら空を飛ぶ豚になります。木じゃないのよ、空(笑)
 ・・・・・紅の豚?(笑)
 あれ、大好き。


 姐様が「こっちは前日でもやってみせるから頑張って!」というので、諦める気はナッシング☆
 好きと言われてやる気も出たしね!!
 でも、本が八坂で並んでいたら、褒めるべきはきっと姐様なんだよ。葉明じゃなくて(笑)


 やあ、おだてに弱いなあ。
 でも、それでやる気が出て本が出るなら、いい性分だと思いませんか?

拍手[2回]


 
 重なっていく思い出がある。
 初めて見る横顔。舞姿。
 ―――キス。
 望美は、唇をそっと押さえた。今でも感触が残っている気がする……。
 きっと知盛には、何でもないはずなのに。
 自分にだって、何でもないと言いたいのに、それがもうできなくなってしまっている。
 もうただの敵―――じゃない。
 だけど、だからといって、どうしたらいい?
「……あっ、雨?」
 望美は慌てて立ち上がった。
 断崖絶壁のこの場所は見晴らしがよく、考え事をするのにはもってこいだが雨を避けられるようなものは近くにない。
 怨霊の影響か、どんなに晴れていても急に曇りだし、短く強い雨が降るという妙な天気が続いていた。
 本降りの時間は短いが、かなり濡れる。
「……あ」
 無我夢中で林の中に逃げ込んだ望美は、そこで足を止めた。
 それは、まるであの日の再現。
「―――よう……神子殿」
「知盛……」
「濡れるぞ……」
 思わず木の下に入らず立ち尽くしていた望美の腕を、知盛が適当に引いた。
「あっ…」
 つんのめって、望美は知盛の胸元に飛び込みそうになる。慌てて身体を支えた。
「クッ……」
「―――何よ?」
 何を笑われたのかと望美が顔を上げると、いつかと同じ、甘い色をのせた菫の瞳が間近にあって、望美は息を止めた。
「少し、濡れたな……」
 長い指が、望美の頬についた雫を払う。
 


 知盛との途中くらいです。

 削れぬシーンがいっぱいあって、ここよりまだ先なんですけど、もうあと3Pで終わらねば?!
 また前書きが削られちゃうですか・・・・?

 最近の葉明の、よくある話というやつです。
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