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 こんにちは。
 届いたダブルゲートが豪華な装丁で分厚くて「これ、1500円くらいでもよかったんじゃないの・・・?」などと全員に言われた葉明です。えっあの偏狭物語に?(笑)
 まあ実際、印刷所さんがおおらかでいらっしゃるからできた金額。
 現実やるとしたら1500円だったろうと思います。合掌。



  このゆきちゃんがあまりにも可愛くて、狂喜乱舞中です。
 あ、数字の意味気づきました?
 もう本当にこのままオフの表紙にしちゃいたい愛らしさ!
 いつかしちゃったら、笑ってやって下さい・・・
 だってこの清らかなゆきちゃんの左上に大きく大きくR18ってあったら、ちょっと度肝だと思いませんか?(笑)
 そう言ったら、那由多に呆れられてしまいました。度肝抜いてどうする!って。


 一夜明けて、今日は寝坊しました。
 疲れてたのかなー。7時でしたよ。いつもは5時。二度寝です。

 パタパタと走り回っていました。
 今日は休養日、なのですが。
 そうでもないのよね。いろいろ片付けないとー!
 
 
 世の中は葉桜になってしまって、くそう花見をし損ねました。毎年だけど。
 





 重衡さんの抜粋をあげておきます。
 重望のシーンじゃないけど、こんな雰囲気よ、っていう。
 

 ・・・・・・実は特典本、書いてるんですが、ちゃんと順番通り書くかどうか困っています。
 実はこのストーリー(ストーリーなのか!!)全〇話仕様になってまして・・・
 要は色々書けちゃうなあと・・・・
 
 えええどうしましょう。
 やっぱり一番初めから?
 でもやっぱりこれから?
 うーんうーん・・・・これが普通のコピー誌ならもう悩まずに「これ」からいくんですが・・・・

 だって特典本でストーリーがどこまで許されるのかという。
 今後、2本立ての希望だって勝つ時は勝つでしょうしね。パラレルだってやりたいしね?

 ちょっと悩み中。
 まっとうに最初書いて、評判が良ければシリーズにしましょうかね?


 そういえばスパコミに行くよ!って拍手も来てて、ほわほわしてます。
 是非名乗って下さいね。葉明が喜びます。

 実はこのスパの陣容は充実してて、4人なんですね。
 午前中こそ姐様と那由多がハンターで出ちゃうけど・・・そう、那由多まで来るんですよ!
 まあそんなわけで姐御と私が主で、ちっちゃいのが葉明です。
 おかげでお話は少しくらい出来ると思うんだ!!
 来ていただけたら本当に嬉しいです^^

 インテは、葉明と二人っていうのを不安に思った(--# 売り子嬢と、ヘルプと肉と執事知盛につられてやってきた姐様でやっています^^
 こっちは那由多は別サークル。
 相変わらず内緒だそうですが〇ゃらめる・〇にーだと思います(伏せてねえ)
 可愛いグッズと空の軌跡の本が売ってるのかな?
 ・・・・・・・ここみたいに1冊とかにするのがフツーなんですよね?ウフフ・・・


 ではでは今日はこのあたりで。

 本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!

 
 

拍手[4回]



 
 宮中。
 再び参内を許される公達となった重衡は、束帯姿で紫宸殿の渡殿を歩いていた。
 重衡が通る御簾の奥からは、賛美とも羨望ともとれるため息が漏れた。
「相変わらずお美しい方……」
「立ち居振る舞いも、新参の方とは比べ物にならないですわ」
「あら、そんなの当たり前よ」
 涼やかな美貌の立ち姿は、かつて牡丹の君と仇名され、女房達の眼差しを一身に集めたときそのままであり、都落ちの苦労を微々として感じさせないものであった。
 特に印象的なのは、菫の瞳である。
 兄・平知盛の菫の瞳が、とにかくただ冷たい宝石のような印象を受けるのに対し、重衡の瞳は甘く優しい芳香を放つ花弁のようで、物腰の柔らかさも相俟ってか、他者からは取っつきやすそうに見えるのだった。あくまでも、そう見える、というだけなのだが……。
「―――これはこれは、中将殿」
 大仰な声に、重衡はつい、と瞳を巡らせた。そして人影を見つけると、その瞳は柔らかそうに和む。
 その雅やかさに、周りからは一気に声を抑えて抑えきれぬ、といったような歓声が響き渡った。
「参議殿……お久しぶりです」
「……相変わらずの人気ですな」
「そんな……私など、何ほどの事でもございません」
 参議の中傷に、重衡は控えめな微笑をもって答えた。参議は鼻を鳴らす。この、都落ちめが。
「……あなたといえば、華やかなお噂の絶えぬものだったが……、驚きましたよ。今はただ一人の元に通われているとか……」
 重衡は困ったように微笑んだ。
「ええ…」
「それも白龍の神子様とか。さすが、お慈悲の方だ。平家と源氏の懸け橋に、身を挺しておられるのですな……そのおかげであなたは南都の追及も逃れられたとか、ははは、よいですなあ」
「……………」
 参議の、これ見よがしな嘲笑が渡殿に響いた。先ほどまでかしましかった御簾の内も、息を顰めるように静まり返っている。
(無粋な……)
 重衡は内心で疲れたため息を吐いた。
 半分は間違いがない。
いや、ほとんどだろうが……。神子が慈悲深く、源氏と平家の懸け橋なのは間違いないし、自分が南都の追及を逃れたのも彼女のおかげだ。
だが、何も望美は身を挺して、重衡の傍にいようとしてくれるのではない。
少なくとも、望美はそう言ってくれているし、重衡はそれを信じている。
重衡は笑みを顔に張り付かせたまま、
「……近々、新しい邸にお迎えする所存です。露顕の儀は、梶原卿の六条櫛笥小路屋敷で行われましょうが……参議殿も是非、ご列席を」
 と、言って頭を下げた。
 謙虚に厭味を流されて、参議は別の意味でまた鼻を鳴らした。
「―――神子様の御慈悲もいつまで続くことやら。神子様は今も八葉の方々と懇意にてあらせられますからの!」
捨て台詞のように吐いて、顔を上げぬ重衡を残し、参議は足音荒く去っていった。
彼の足音が充分に遠ざかったのを確認し、重衡はようやく顔を上げ、小さくため息を吐いた。
 

 
 前に日記でも書いたと思いますが、タイトルは和歌からの引用です。
 両想いで、かつ片恋のような切なさと狂おしさがテーマ。
 頑張れ、重衡さん!

 
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