更新日記
こんにちは、葉明です。
〆切がピンチです!
しかしまた風邪の兆候が!!
この寒さ憎すぎる・・・・
でも頑張って書いてますよ♪
そろそろ小出しにしていきますので、今日は銀で。
一番シナリオに沿った話になっていますし、ある意味王道中の王道かも。
まあもちろん、本編とは違う話になりますが・・・
明日は泰衡を―――と思いますが、コメントで意外に喜んでいただけてるのがこの泰衡です。
「需要あるんですかっ?」と、複数の遙かサークル様に言われた時は、ノミの心臓が縮み上がりましたけども、前から希望してくれた方がいるんだもん・・・・
その上、売り子嬢にまで「セットは知盛かヒノエと一緒にしてあげて!」と懇願される始末でもう、怖いのなんの。
書くのに苦労することは読めていただけに、びくびくでしたよ(^^;
桜宵は自転車操業。
同人誌の売り上げは、ほぼそっくりそのまま次の本の原資になります。
あまりにも売れないと、困っちゃうのね☆
そんなわけで、葉明自身への報酬は、コメントだったり感想だったり喜びの声だったりです。あ、差し入れもかな・・・
なので、意外なまでに「楽しみです!」が聞けてホッとしています(^^;
セットで出して、ゴッソリ泰衡だけ残ったら、心臓に悪いじゃないですか・・・・
あれかなー。
二番目に、とかサブキャラ的に好き、って方が多いのかな?
反応が楽しみです。
そして、銀は、桜宵の中では書くのが珍しいですよね。
昨日かな、銀も久しぶりで嬉しいみたいなコメントいただいて♪
ありがたいですねー。
そして、今日、やけに拍手が多いのは入口のペンちゃんが変わったからでしょうか・・・
キリリクもまだなのに、更新できるわけがありません!(^^;
あれは葉明の現況なのよ~
更新は入口ページの左側の蝶のフレームの中に書いてます。
あと、更新したら、日記にもそのように書かれます。
ん?と思ったら、そのあたりを見てみて下さいね。
ではでは、今日はこのあたりで・・・
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
〆切がピンチです!
しかしまた風邪の兆候が!!
この寒さ憎すぎる・・・・
でも頑張って書いてますよ♪
そろそろ小出しにしていきますので、今日は銀で。
一番シナリオに沿った話になっていますし、ある意味王道中の王道かも。
まあもちろん、本編とは違う話になりますが・・・
明日は泰衡を―――と思いますが、コメントで意外に喜んでいただけてるのがこの泰衡です。
「需要あるんですかっ?」と、複数の遙かサークル様に言われた時は、ノミの心臓が縮み上がりましたけども、前から希望してくれた方がいるんだもん・・・・
その上、売り子嬢にまで「セットは知盛かヒノエと一緒にしてあげて!」と懇願される始末でもう、怖いのなんの。
書くのに苦労することは読めていただけに、びくびくでしたよ(^^;
桜宵は自転車操業。
同人誌の売り上げは、ほぼそっくりそのまま次の本の原資になります。
あまりにも売れないと、困っちゃうのね☆
そんなわけで、葉明自身への報酬は、コメントだったり感想だったり喜びの声だったりです。あ、差し入れもかな・・・
なので、意外なまでに「楽しみです!」が聞けてホッとしています(^^;
セットで出して、ゴッソリ泰衡だけ残ったら、心臓に悪いじゃないですか・・・・
あれかなー。
二番目に、とかサブキャラ的に好き、って方が多いのかな?
反応が楽しみです。
そして、銀は、桜宵の中では書くのが珍しいですよね。
昨日かな、銀も久しぶりで嬉しいみたいなコメントいただいて♪
ありがたいですねー。
そして、今日、やけに拍手が多いのは入口のペンちゃんが変わったからでしょうか・・・
キリリクもまだなのに、更新できるわけがありません!(^^;
あれは葉明の現況なのよ~
更新は入口ページの左側の蝶のフレームの中に書いてます。
あと、更新したら、日記にもそのように書かれます。
ん?と思ったら、そのあたりを見てみて下さいね。
ではでは、今日はこのあたりで・・・
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
神子一行を高館まで送り届けた後、銀は伽羅御所に舞い戻った。
時刻は夕刻になっていた。
主・泰衡は火も灯さずに、何やら考え事をしているようだった。
「――――戻ったか」
「はい」
銀は泰衡の傍に跪く。
「吉野から同行して、どうだ。あれが龍神の神子か?」
「はい、確かに、龍神の神子様に相違ございません」
泰衡の質問は端的だった。
そして、銀の答えも。
いや、端的だった、というべきか。
「亰を守りし応龍の―――…」
ここで銀は何故か言葉を切った。
何処か茫洋とした瞳になったが、それは一瞬のことで、泰衡が不審を感じて顔を上げる間にも、銀はいつもの如き無表情になった。
「応龍の陽の半身、白龍の力を自在にする神子様にございます」
「……ほう」
「平時なれば、噂に聞くお姿とは異なるところもございますが……常であっても、可憐な野の花の清らかさをお持ちかと」
「野の花……か、聞こえはよいが、ただの雑草に過ぎん。しかし、白龍の力を恣にする神子か」
ちらり、と泰衡は銀を見遣った。
「何でございましょうか」
無表情な郎党は、しかし、驚くほどに美しい姿をしている。無意識にか、女の喜びそうな、流暢な褒め言葉も口にする。
そして、何より、女とは好いた男の言うことを聞くものだという。
……物は試しか。
泰衡は、銀に対し、冷たい声音で命じた。
「銀、お前、暫く俺のもとにはつかなくてよい」
「は、それは―――」
「――――その代わりに、あの白龍の神子とやらを籠絡して来い」
思いもかけないような命令だったのだろう。
銀は、ごく僅かに驚いたように瞳を瞬かせたが、やがて、いつものように深くこうべを下げた。
「御意」
銀は静かに、夕闇に溶けるように、その場を辞した。
どこを取ろうか迷いましたが、ここが一番端的に「風花の章」を表しているので・・・(^^;
ちょっと短くて恐縮なんですけど、他は取りようがなかったです・・・
機械的に、ただ命じられるがままに望美に近づく銀。
反対に望美は、失われた思いを探し求めるように銀に近づいていく。
向き合うようで、どこかずれた恋路の行方は?
時刻は夕刻になっていた。
主・泰衡は火も灯さずに、何やら考え事をしているようだった。
「――――戻ったか」
「はい」
銀は泰衡の傍に跪く。
「吉野から同行して、どうだ。あれが龍神の神子か?」
「はい、確かに、龍神の神子様に相違ございません」
泰衡の質問は端的だった。
そして、銀の答えも。
いや、端的だった、というべきか。
「亰を守りし応龍の―――…」
ここで銀は何故か言葉を切った。
何処か茫洋とした瞳になったが、それは一瞬のことで、泰衡が不審を感じて顔を上げる間にも、銀はいつもの如き無表情になった。
「応龍の陽の半身、白龍の力を自在にする神子様にございます」
「……ほう」
「平時なれば、噂に聞くお姿とは異なるところもございますが……常であっても、可憐な野の花の清らかさをお持ちかと」
「野の花……か、聞こえはよいが、ただの雑草に過ぎん。しかし、白龍の力を恣にする神子か」
ちらり、と泰衡は銀を見遣った。
「何でございましょうか」
無表情な郎党は、しかし、驚くほどに美しい姿をしている。無意識にか、女の喜びそうな、流暢な褒め言葉も口にする。
そして、何より、女とは好いた男の言うことを聞くものだという。
……物は試しか。
泰衡は、銀に対し、冷たい声音で命じた。
「銀、お前、暫く俺のもとにはつかなくてよい」
「は、それは―――」
「――――その代わりに、あの白龍の神子とやらを籠絡して来い」
思いもかけないような命令だったのだろう。
銀は、ごく僅かに驚いたように瞳を瞬かせたが、やがて、いつものように深くこうべを下げた。
「御意」
銀は静かに、夕闇に溶けるように、その場を辞した。
どこを取ろうか迷いましたが、ここが一番端的に「風花の章」を表しているので・・・(^^;
ちょっと短くて恐縮なんですけど、他は取りようがなかったです・・・
機械的に、ただ命じられるがままに望美に近づく銀。
反対に望美は、失われた思いを探し求めるように銀に近づいていく。
向き合うようで、どこかずれた恋路の行方は?
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