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 こんにちは。
 こう寒いと着脹れても炬燵や暖房が恋しくなります。
 啓蟄は過ぎたぞ!!

 被災地の方が氷点下と聞いて、蒼くなりました。
 どうか1日も早く暖かくなりますように(><)


 ちらほら来るのが「サイトを覗くことも罪悪感があって」というコメント。
 電気食いますもんね・・・。
 趣味の話だし・・・・。
 
 同じだな、と思いました。
 こうして日記を更新するのも、コピー本書くのも電気いりますから。
 私も、書いてていいの?がずっと心に刺さっていました。

 被災地の人には及びませんが、あの連日の報道は、本当に心が痛み、張り裂けそうになりました。
 その中で、自分の周りがともかくも一応無事で平穏なことへの罪悪感のようなものがあったんだと思います。
 あるいは無力感でしょうか。
 今もあります。
 
 でも、無事だからこそ、日常を送りましょうという呼びかけを耳にしました。
 日常を送らないと、こっちが参ってしまったら、一体誰が被災された方を助けるんですか?
 という呼びかけです。

 私たちに大きな力はない。
 有名な方が贈るほども巨額の募金はできません。
 財産を投げ出しても、県や市はおろか、一避難所さえ賄ってあげられないでしょう。
 
 でも被災された方にとって、これは現実であり、現実である限り「続き」ます。
 だから、「継続」できる支援が必要です。
 
 日常を続けましょう。
 その中で、「続けられる支援」を頑張ってみましょう。
 それこそが、一番の応援だと思います。

 ・・・・・・と、いった趣旨の呼びかけです。
 そっと、胸のつかえが取れた気がいたしました。私は、ね。
 
 買い占めしない。
 節電を心がける。
 継続できる額の募金をする。

 これらがなすべきことであって、決して、無理に何かを我慢したり変えることが、被災地のためになるということではないんだという当たり前のことを思い出しました。
 ゆとりがなければ助けることだってできないですよね。
 

 いくつかの手配をしつつ、葉明も少しずつ元気を出そうと思います。
 賛同しろとは言いませんし、もうどこかで聞かれた言葉であるかも知れません。
 無理に明るくふるまう必要もないと思う。
 
 でも、少しずつ日常に戻りましょう。
 東北の方々が、日常に戻れる手助けをいつでもできるようにするために。
 頑張れニッポン!
 
 葉明と同じように、あるいはそれ以上に心を痛めたりなさっている方へ、ここからでなくていい、こうした呼びかけが早く届きますように。
 日常を、まるで悪いことのように思わないで下さいね・・・。

 


 この日記で御不快になった方がいたら申し訳ございません。
 趣味のサイトなので明るくしたいのが本音ですが、応援コメントと一緒に寄せられるコメントのために、これだけはと思い、書かせていただきました。


 さて、気分を新たに、ヒノエファンの方々、本日の抜粋をお楽しみいただければ幸いです^^


 本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!


 

拍手[5回]


 有川家と春日家は、隣同士といっても互いの玄関は離れているため、ちょっとだけ歩く。
 ようやく二人きりになれたヒノエとしてはもう少しゆっくりしたいところだが、同時にそうしてはならないことも知っている。
 もうすぐこの世界から。自分は望美を奪ってしまうのだから。
 分かっている。
 だが、自然と足は遅くなる。
 それに寄り添うような望美のゆっくりとした歩調が、罪悪感にどこか尖った心を宥めてくれる。
「……すっかり遅くなっちゃったね……せっかくヒノエくんが来てくれたのに、ごめんね」
「ふふ、本当だよ。まあ仕方ないけどね。お前は優しいから」
 ―――願わくば、その優しさは自分が独り占めしたいところだが、これもきっと、そうしてはならない。
 向こうでも、こっちでも、独り占めできる時間なんてものはきっと想像以上に少ないと、それは最初から覚悟の上だ。
 ヒノエが心底惚れた望美という存在は、そういう人、だから。
「ふふ、そんなことないけど……」
「あるよ。オレのお墨付き」
 信じられない?
 軽く得意のウィンクまじりに望美に微笑むと、照れたような微笑が返ってくる。
 頬は可憐な桜色。
 昼間に見た桜の光景が眼裏に甦り、ヒノエは暗がりで足を止め、望美の頬を優しく包み込んだ。
「……逢いたかった、本当に……」
 まだキスまでしか許されていない。
 吐息に混じった艶は、ヒノエ自身、想像もしていなかったギリギリの焦燥の表れかもしれない。
 ゆっくりと近づく顔に、恥じらうように望美も目を閉じていく――――と。
「駄目っ……」
「―――望美?」
 突然、近づきかけた唇は封じられてしまった。
 可憐な手のひらは。この時ばかりは困った防御壁と化している。
「……どういうこと?」
 甘い雰囲気もどこへやら。
 さっきまでの不機嫌を彷彿とさせるヒノエの表情に焦った様子を見せながらも、望美はガードを解こうとはしなかった。
「ご、ごめん、ヒノエくん。でも駄目なの!」
「どうして?キスも駄目になったのかい?」
「……っ」
 キスも、と強調してやれば、桜色だった頬は一層朱を強くして、まるでプラムみたいに真っ赤になった。
 これはこれで可愛いと言えなくもないが、可愛くても拒まれてはヒノエだっておさまらない。
「―――望美、キスしたい」



 さりげなく、過去に発行した「17歳」の続きテイスト。
 
 ――――と、ここで笑ったのが、特典本以外全部に将臣の影があるという事実(笑)
 どんだけトリ頭だ、私。

 はい、ペーパーも「ヒノエvs将臣」です(笑)
 ヒノエと将臣のプッシュがやっぱり熱いんです(笑)




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