更新日記
こんにちは、葉明です。
昨日来たメールに吹きました。
昨年から友人が「うどん食い倒れしたい」って言ってたんですね。
あれはどうも本気だったらしい・・・・・・
しかも本人は幹事がやれない(忙しい)
そのくせに「うどん今月だよね?いつだっけ~?」というメールが昨夜。
(@@;
え、マジで行くんですか讃岐。
え、今月?本気で?
となって、急遽ワタクシがいろいろ連絡取りつつ決めました。
道中はまったくわからないので、うどんが食いたい友人に任せますが・・・
うーん、本気だったならもうちょっとこまめに連絡寄越せ!
私はこの話は完全に流れたと思っていたよ。
でも行けるなら行きたいです。
高校以来の旧友たちなんですよ♪
今月はほぼ毎週どこかに行くことになりそうです(春コミ・入稿・法事・旅行)
私、もつのかしら、身体・・・
今日は将臣を半分まで書きました。
何とか週末にはアップしたい所存です。
頑張ります☆
ではでは、今日から少しずつ下にオフラインの抜粋を上げていきます。
よろしければご覧ください。
まずは知盛から~
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
昨日来たメールに吹きました。
昨年から友人が「うどん食い倒れしたい」って言ってたんですね。
あれはどうも本気だったらしい・・・・・・
しかも本人は幹事がやれない(忙しい)
そのくせに「うどん今月だよね?いつだっけ~?」というメールが昨夜。
(@@;
え、マジで行くんですか讃岐。
え、今月?本気で?
となって、急遽ワタクシがいろいろ連絡取りつつ決めました。
道中はまったくわからないので、うどんが食いたい友人に任せますが・・・
うーん、本気だったならもうちょっとこまめに連絡寄越せ!
私はこの話は完全に流れたと思っていたよ。
でも行けるなら行きたいです。
高校以来の旧友たちなんですよ♪
今月はほぼ毎週どこかに行くことになりそうです(春コミ・入稿・法事・旅行)
私、もつのかしら、身体・・・
今日は将臣を半分まで書きました。
何とか週末にはアップしたい所存です。
頑張ります☆
ではでは、今日から少しずつ下にオフラインの抜粋を上げていきます。
よろしければご覧ください。
まずは知盛から~
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
「綺麗よ、望美」
「……うん」
望美は慣れぬ十二単を着せられながら、曖昧に微笑んだ。
五つ衣、そして唐衣と裳を纏う。
美しいが重苦しい、この時代の正装。
(天皇にまみえるための……)
美しい衣の襲。それは望美の髪を引き立てる紅の薄様で、どれも短期間で仕立て上げられたとは思えない織だ。
すべて景時が用意してくれた。
きっと―――これは、本当は……。
「さ、できたわ」
「ありがとう、朔……」
……今更考えても詮無いことだ。
一度は機会が与えられた。でも、それを葬り去ってしまったのは自分の短気のせいだ。
それに、結局、知盛にはその意思はなかったのかもしれない。
もう一度逢ったあの日にも、知盛は何も言ってはくれず、望美も言えなかったのだから。
『あなたが、好き』
単純な一言が、何よりも遠い。
望美は目を閉じて、その言葉と心を胸の深くに沈めた。
そして、歩き始める。
三日前に来た文に従い、後宮へと入内するために。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それから、両者の繋がりはない。
頼るには些か儚い縁と言えなくもない。
しかし、知盛がここに通ううち、知盛との会談を望んだのは、七条院の方だった。
七条院は、ほう、とため息をついた。
「……昔のことをお話に来て下さったのではないのですね。知盛様、あなた様に聞きたいことが幾つもあったのですが……」
「―――いくらでもお話しいたしますよ、女院」
昔のように七条院が呼びかけても、知盛は態度を崩さない。
だが、その瞳だけが、往時とも常とも違っていた。
七条院は少しばかり目を見開き、そして、寂しげに―――嬉しそうに微笑んだ。
すべてを察したからこそ。
そして、女房に合図して几帳をどけさせた。
容色は互いに衰えもせず、相対すれば、立場が逆転していた頃と何一つ変わりない。
だが、知盛の目が今は生きている。
それが七条院には嬉しかった。
(昔に戻ったよう。徳子様にお仕えして、平家の皆様を遠くから見上げていた……)
そう遠くはない昔。
だが、生き生きとした過去が胸の内に甦り、七条院は知盛を扇で呼び寄せた。
「―――近こう」
知盛が膝行する。かわりに、女房らの気配は潮が引くように消え失せた。
「お話を聞かせてください、知盛様……」
知盛の頬に、七条院の指先が伸びる―――
実は、この恋は歴史ロマンになってしまいました(^^;
艶シーンがいれられなくて、いれたくて、もう断念して4P増やしました。
初のコピー誌24Pですよ、くそうー!!
オフにしないの、とよく聞かれるシリーズです。
「……うん」
望美は慣れぬ十二単を着せられながら、曖昧に微笑んだ。
五つ衣、そして唐衣と裳を纏う。
美しいが重苦しい、この時代の正装。
(天皇にまみえるための……)
美しい衣の襲。それは望美の髪を引き立てる紅の薄様で、どれも短期間で仕立て上げられたとは思えない織だ。
すべて景時が用意してくれた。
きっと―――これは、本当は……。
「さ、できたわ」
「ありがとう、朔……」
……今更考えても詮無いことだ。
一度は機会が与えられた。でも、それを葬り去ってしまったのは自分の短気のせいだ。
それに、結局、知盛にはその意思はなかったのかもしれない。
もう一度逢ったあの日にも、知盛は何も言ってはくれず、望美も言えなかったのだから。
『あなたが、好き』
単純な一言が、何よりも遠い。
望美は目を閉じて、その言葉と心を胸の深くに沈めた。
そして、歩き始める。
三日前に来た文に従い、後宮へと入内するために。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それから、両者の繋がりはない。
頼るには些か儚い縁と言えなくもない。
しかし、知盛がここに通ううち、知盛との会談を望んだのは、七条院の方だった。
七条院は、ほう、とため息をついた。
「……昔のことをお話に来て下さったのではないのですね。知盛様、あなた様に聞きたいことが幾つもあったのですが……」
「―――いくらでもお話しいたしますよ、女院」
昔のように七条院が呼びかけても、知盛は態度を崩さない。
だが、その瞳だけが、往時とも常とも違っていた。
七条院は少しばかり目を見開き、そして、寂しげに―――嬉しそうに微笑んだ。
すべてを察したからこそ。
そして、女房に合図して几帳をどけさせた。
容色は互いに衰えもせず、相対すれば、立場が逆転していた頃と何一つ変わりない。
だが、知盛の目が今は生きている。
それが七条院には嬉しかった。
(昔に戻ったよう。徳子様にお仕えして、平家の皆様を遠くから見上げていた……)
そう遠くはない昔。
だが、生き生きとした過去が胸の内に甦り、七条院は知盛を扇で呼び寄せた。
「―――近こう」
知盛が膝行する。かわりに、女房らの気配は潮が引くように消え失せた。
「お話を聞かせてください、知盛様……」
知盛の頬に、七条院の指先が伸びる―――
実は、この恋は歴史ロマンになってしまいました(^^;
艶シーンがいれられなくて、いれたくて、もう断念して4P増やしました。
初のコピー誌24Pですよ、くそうー!!
オフにしないの、とよく聞かれるシリーズです。
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