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 こんにちは、葉明です。
 
 今日は暖かったですね。
 そしたら明日は雨とか・・・・・・何という・・・・・・


 葉明は色々諦めて、まずはうたプリから仕上げております。
 双蝶瞬夢は、実はずっと書きたかった話なので、ネオロマよりも歴史ロマンよりなのですが、それだけに描写その他気を遣うのです。
 ・・・・・・書きたかったのが法皇かよと言われそうですが、あの法皇もあれはあれで結構苦労人なんですよとか・・・・・・知りたくないよねスミマセン・・・・・・

 そんな私は、遙か5の新キャラ・リンドウの正体予測で萌え萌えしていた(笑)

 あっ、大丈夫!
 知盛とはちゃんと(?)ラブいですから・・・・・・!



 
 鉄子嬢が、先日のプチオフ会(だったらしい)のランチとかをアップしてくれました。
 何故か毎回葉明の指が映り込む仕様・・・・・・(--;
 うう、自重したのに。
 弁慶さんは無事に受け取っていただけたようです♪



 昨日日記で雄叫んでいたら、体調を気遣う拍手が参りました。
 ほ、ホロリ…

 そんなの書かれたらほだされるじゃないか!
 とばかり、ペーパーをあげました。
 書いてて、アレこれ本にできるんじゃない?とかいつものことですが思ってカットしました。
 いつものことです。王道です。



 世の中には「王道なんてありきたり」って言う方、いらっしゃると思うんですが、個人的には広く深く愛されてきたからこそ、王道になったんだと思うので・・・
 焦れ焦れラブとか、嫉妬とか、奪還とか、仄かな恋とか!
 個人的には大好きです♪
 
 今回の知盛のペーパーは、切なめで始まって、ちょこっときゅーん!で終わり。
 うたプリは御曹司サンドのラブコメですね。
 
 実は、これは本当にごくごくごくごく(1年に1通くらい)稀になんですが、このペーパーの感想をいただいたりします。
 既存の話とかぶらないよう、これだけでも楽しんでいただけるように書いてる話なので、かなり嬉しかったりするので・・・もらった方、よかったら楽しんでくださいね^^

 本やオンラインに挙げた作品などは、たまにありがたくも感想を頂けますが、ペーパーはまあないですね。
 それだけに、読んでいただけた実感が少なくてさみしいものでもあります(笑)
 でも真面目に書いてるよっ!
 範囲に収めつつ、って攻防が職人テイストですな。
 でもこういうの好きなんです。

 普段・・・・・・というか、昔から、仕事や論文では5000字とか1800字とか、ざっくばらんにA4/3枚とか、指定が来るんですね。
 そっちの方が、話が作りやすいのかもしれないな。
 自由だと際限がないので、あれもこれも書いてもいいかなってなっちゃうのでしょうか。
 あるいは適当人間なので、決めてもらった方が楽なのかも。
 ・・・・・・キリリクもそれで書くの好きなのかもしれません(^^;


 ではでは、〆切もせまってきたので、このあたりで。

 本日はヒノエの抜粋です。
 楽しんでいただけると幸いです^^


 本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!

拍手[8回]






「―――さて、そろそろいい頃かな」
 ヒノエはおもむろに起き上がると、ゆっくりと歩き始めた。
 新宮で用意した神子様ご一行の……望美の寝所に。
 厨に命じて、望美の膳にだけ、極僅かに遅効性の媚薬を混ぜさせてある。
 勿論、身体に残らない程度の量だ。
 あまり度が過ぎれば、弁慶にバレる。それはそれでかまわないかもしれないが、今はよくない。
 ……あの男は、今は源氏の軍師だ。
 下手な借りでも作ったならば、ヒノエ自身だけでなく、ヒノエに繋がるこの熊野にまで食指を伸ばしてくるだろう。
 ヒノエの矜持の問題以上に、それだけは避けなければならない。
 二重の意味で、二度とあの叔父の思惑で熊野を巻き込むわけにはいかないのだから。
(ま、オレにはどうでもいいんだけど)
 それよりも気になる対象が、今ヒノエにはあるのだ。
 白龍の神子。
 その力も清らかさも確かなもので、それならばこの宝玉の示す通り、ヒノエも望美に従うべきなのかもしれないが……。
(―――気に入らないね)
 謎が、多すぎる。
 望美には、ついて行ってもいい。
 怪異を退けてくれたし、それを盾に源氏の味方につくよう、幾らでも言えたはずなのに、最後までそれを言わなかったところは評価できると思うから。
 不意に、望美の言葉が甦った。
 何故熊野のためにここまでしてくれるのか、問うたときの。

『だって、怨霊がいたら困るでしょう?』

 ヒノエは思わず小さく微笑んだ。
 綺麗な、綺麗な言葉。
 戦場に立つくせに。
あんなにも強い剣を振るうのに。
 それでもあれが望美の本音なのだと信じられる。
 掛け値なしに、熊野のために―――本宮に進むためもあったとしても―――倒してくれた望美だから、源氏につけと言いながらそれを持ち出さないことも理解できていたのかもしれない。
 綺麗なだけの女はそれなりにいる。
 だが、心の底から信頼できるような相手は、男にもそうはいない。
 だからこそ、不可解だった。
 何故望美はあんなにも「オレ」の同行を拒む?
 あんなにも熊野水軍の参軍を願い、ヒノエもその一員だと知りながら。
 ―――他の八葉は共に連れて歩くくせに。
 チリ、と胸の奥の何かが焼け焦げ、ほんの少しあった罪悪感はなくなった。
 ―――何をしてでも手に入れたい。
 暴きたい。
 ヒノエがそこまで思う存在は、他にいない。今までも……もしかしたら、これからも?
 ヒノエはより一層足音を忍ばせた。
 実は、他の者の膳にもよく眠る薬を混ぜてある。
 万一、あの媚薬が望美に効かなかったのだとしても、邪魔は入らない。
 今夜は最初で最後の機会だった。
 望美に宛がった室へと、ヒノエは辿り着いた。
 妻戸を開ける。
そこからは、僅かな吐息が聞こえてきた。





「……っ……ン、んっ……」
 呻くような、蕩けるような、曖昧な吐息が部屋に満ちていた。
 ヒノエは吐息に最初は興奮し、次に何かが醒めた。
 ヒノエの命じた媚薬―――あれは、無垢な女には効かない程度のもの。
 ……白龍の神子が純潔である必要性はないのかもしれないが……。
(それでも手を出そうなんて奴は少ないだろうね。例えば弁慶、とか?)
 クッと、嘲弄の笑みがヒノエの唇に上った。
 何だ、やっぱりあの男の差し金か―――
 大方、弁慶が自分を誘い、望美が拒むことで、こっちの警戒心を解こうとでもしたのだろうが、舐められたものだ。
「それならそれで、いいさ。……フフ、滅茶苦茶に可愛がってあげるよ……」
 猫のようにしなやかな足取りで、ヒノエは望美の枕元に忍び寄った。
 絶え間ない吐息は、ヒノエの雄を確かに煽っていた。
 僅かに乱れた夜着に、ヒノエは手を伸ばした。




 罠シーン(笑)から。

 や、どこ取ろうか迷ったんですよ?
 でもまあうん・・・・・・よ、喜ぶかなって・・・・・・


 ヒノエはどうも弁慶を極悪人か何かのように勘違いしている節があります。
 きっとえげつない目に幼少期から遭わされてきたんでしょうね・・・・・・
 

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