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 こんにちは、葉明です。

 知盛の「傲慢なピアノ」抜粋しておきます。
 これでスパは揃いましたよ!姐様も合格点だったよ!
 明日はヒノエを抜粋します。あと2p・・・!!


 ヒノエ、ページ数が足りない勢いです。
 何せ、なあ・・・
 黒ですから。でも黒になりきれない黒ヒノエ。
 拒み切れない望美さん。
 
 こういうのも好き。



 
 うたプリで濃いエロを求める声が強しです、と姐様に言ったら、微妙なんだって。
 姐様は「物語」が読みたくて、うたプリにそれが少ないから、葉明にやらせたもんな・・・。
 まあ気持ちは分かります。
 でも、結構書いたぞ?
 まだ書くし。


 まあ葉明が書く以上、何のお話も絡まないようなものにはなりえず、かと言ってそのお話が至極綺麗なものや純なだけとは限らないあたり、結局葉明が鬼畜ってことなんだな。


 展開が嵌ったら、望美さんさえエライ目に遭うもんね・・・ぶるり。
 葉明に愛されるキャラが必ずしもまっとうに甘く優しい道があるけるわけではないという好例ですね。可愛い子には旅をさせろ!


 このあたり、優しい姐様や鉄子嬢とは違います。
 何だか葉明は悟ってしまったぞ。
 まあそれでもいいという剛毅な神子様&おねえさまが多いと信じて、葉明は書き続けているわけですが。



 今年は遙かのオンリー系がないので、昨年と比べたら、予定がスカスカです。
 なので、オンラインも心置きなく触れるところで、那由多さんにいくつか依頼しておきました。
 ちょこっと楽しみにしていてください。
 今のところ、知盛・ヒノエ・トキヤ・うしさん・瞬で依頼しています。
 那由多の手が滑ったら別のキャラになりますので、ご了承ください。
 そういうもんだ、桜宵。



 サイト触ろうと思ったら、テンプレ素材とかももう本当に素敵で、サイトも一気にガーッと工事したくなるのですが、とりあえず中身を充実させんとね。


 
 やりたいことが盛りだくさんでございます。
 


 どこで何をどの程度書くのか、どんな仕事を引き受けて、何を優先するのか(大概置き去りなのは私の身体と自由というM)考えることはたくさんあるから、退屈はしません。
 それは幸せなことですね。

 ということで。

 ラストスパート、駆け抜けたいと思います。
 本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!

拍手[3回]





 ―――だが、ベッドを出たこの時空の知盛は、望美にとって相変わらずつれない。
 情事の終了とばかりに起き上がった知盛は、適当に一人分のコーヒーなぞ淹れ、早くも仕事モードである。
 押しかけた望美としては文句も言えず、こちらは裸のまま、ベッドでシーツに埋もれていた。
「ね、知盛、今度のお休みはいつ?」
 夏休みが終われば、望美も取れる時間なんていうのは土日に限る。
 一応、受験生なのだ。
 望美はこのまま結婚してもいい気でいるが、どうも父がそれを許してくれそうにない。
 よって、平日は補習なんてものも受けていたりする。
 しかし、この男の場合は、そんな暦通りの休暇さえなかったりするのだ。
 知盛はしれっとして答えた。
「さて……有川の母君に聞くんだな……」
「ええっ、またそれっ?」
 有川家の母・将子は、いつの間にか知盛のマネジメントもやるようになっているらしい。
 意外に多才な知盛のことをよく知る将子としては、遊ばせていては勿体ない人材とでも思ったのかもしれない。
 最初は何かの代役程度だったものが、どんどん正式なオファーとして流れ込むようになり、将子はその一切を管理している。
 知盛としても、すべてを自分でやらなくていい上、仕事の選別もやってくれているようなので、面倒回避とばかり、将子に丸投げなのが現状だ。
 よって、正確な休みの日程などは、知盛自身もよく知らない。
 いつも適当に連れ回されるのが日常だ。
「仕方なかろう……?」
「………そうかもしれないけど」
 知盛は薄く笑みを刷いた。
 それが仕事、と言われれば、望美だって黙るしかない。
 勤勉な知盛とは何ぞや、という思いもあるにせよ、何だかんだで父の態度が軟化してきているのは、知盛がこうして真面目に働いている姿を見ているからだと理解もしているから。
 でなければ、こうして土日だからといって、外泊なんて許されるはずもないのだから。
 それでも、知盛は現在ももうパソコンに向かいだしていて、望美の方なんか見もしないけど。
(………カッコいいなあ………)
 望美のために絞った照明の中、知盛の向かうパソコンのディスプレイの明かりが皓々と知盛の美貌を浮かび上がらせている。
 軽快なキータッチは、まるでピアノでも弾いているみたいだ。
(本当……何でもできるようになっちゃって……)
 望美は少し悔しい。………寂しい。
 愛されて、傍にいて幸せで……。
 憂いもなくて、そんな中、寂しいなんて贅沢だ。
 そうは思うけど、やっぱり寂しい。
 ―――自分の事を知盛が愛してくれて、癒してくれるのとせめて同じくらい、知盛の事を愛して、癒すことが自分にもできているだろうか?
 ……ちょっと、これは自信がなかった。
 望美は小さく息を吐く。
 それでも、こうして知盛の匂いに包まれて、疲れきった身体を横たえていると………すぐに睡魔はやってくる。
 眠たい。
 もうちょっと知盛を……見ていたい、のに……。
「―――フ…」
 何、ちょっと笑った……?
 文句を言いたいのに、もう瞼が上がらない。
 ふわりと抱き上げられるような感触も、もう望美には遠かった。
「………おやすみ」
 優しい声が、聞こえる。
 望美はそのまま、深い眠りの中に落ちていった。



 こちらの知盛はとにかく甘くを目指しました~
 甘くて可愛いお話です。
 知盛も望美も愛し、愛されてることを熟知してるよ!どうですか~!!

 ムズカシイお題とは、案外簡単で、カワイイお題ほど、案外ごっつう難しいのです。

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