更新日記
こんにちは、葉明です。
ちび卒業です。
もう明日は泣いてしまって無理でしょうな……マリーとちびが犬の本能で早めに忘れてくれますように。
人間は覚えておくよ。幸せにね、ありがとう。
正直、ずっとちびには謝ってました。
マリーの妊娠に気づかず、大事な時期にごはんの量を増やさなかったこと。
子食いが怖くて、産後なかなか手が出せず、保温が十分に行き届かなかったこと。
そんな私の不甲斐なさのせいで、ちびのきょうだいを死なせてしまったこと。
物心がつく前にと早めの譲渡を決め、マリーと引き離すこと。
育てるのに必死で、申し訳なさばかりが支配して、ごめんねばっかり言ってました。
マリーを引き取ったのがうちじゃなかったら、もしかしたらきょうだいは育ったかも。
一緒にずっと暮らせたかも…って。
でも昨日、初めてありがとうが言えました。
ここ最近、マリーが膝に乗って甘えるようになったんですね。
前はそんなこと全然しなかったのに。
それを那由多さんに言ったら、「そりゃちびに習ったんだよ。こうやって甘えるんだ、って」って言われて…。
繁殖犬で、甘えることも、散歩もごはんも興味がなかったマリーが甘え方を覚えられたなら、それがちびの役割だったかもしれません。
来てくれてありがとう、産まれてくれてありがとう、って心から思ったのは初めてでした。
元気で優しい、可愛い子です。
きっと向こうのご家族を照らしてくれるでしょう。
やっと前向きになれた気がします。
とりあえずこれで、ちびの物語の序章は終幕かなと思います。
応援していただいた皆様、ありがとうございました!
さて。
ツイッターで少し言いましたが、10月の薬屋本は、印刷所支援に、自家通販分のみちょい盛装丁にします。
オンデマンドになるので、オフセットがいい方はとらさんでお申し込みください。
地震に洪水にコロナにと、大変な被害をうけているけれど、どうか踏ん張って欲しい…!
微力ですが、ひとしずくの力になりますように。
11月は知盛です。
裏熊野ではない出会いで、知盛と距離を詰める望美の話。
敵だと思うけど、殺したいわけではない―――本当に?
「あなたのことを、一つも知りたくなんかなかった」
久々のシリアスをお楽しみください!
ではでは、また。
明日葉明が号泣しないよう、そっと元気球を送ってやってください。
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