更新日記
こんにちは、葉明です。
今日はお誕生日です。
根がお子様だから、いくつになっても嬉しいです^^
と、そんな感じで過ごしていたら、ヤマトの兄さんが来ました。
2個の荷物を抱えて。
売り子嬢と旧友からプレゼントです♪
桜の盆栽(まだ蕾)と酒。
・・・・・・酒でかい・・・・・・
6本入ってました!
すべてスパークリング系で、どんだけ祝わせる気だ(笑)
企業からもメールが続々と(^^;
拍手もですね。皆様ありがとうございます♪
・・・・・・書きあがっていたら倍以上楽しかったんですけど・・・・・・
ええっと、今日はうたプリのレンの抜粋をば書いておきます。
さあ、スパートです!!(;;)
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
「あの小娘はぼっちゃまの作曲家じゃ!それを横取りしおってからに…のうのうとそっちの小僧がいられるのは、坊ちゃまのお優しい気遣いのたまものなのだぞ!」
「―――これだから時代錯誤の者は困るんだ。優雅さに欠けるね。歌で圧倒的に負けておきながら、あの娘を手離さないのはそっちのほうだろうに」
ジョージが鼻で笑えば、じいやも負けじと言い返す。
「む、何じゃと!貴様、Aクラスのくせに!」
「最終成績はわたしの方が上だったろう。フ、坊ちゃんにばかりかまけているからだ。両立ということもできないのかね」
「む、むむむ、ムムー!」
……だんだん、レンたちとは関係がないところで争い始めた気がする。
このままでは埒が明かない。
放っておいてもいいが、春歌は気にして動かないだろうし、彼女が動かなければ曲は作れない。
仕方なく、二人も口を出すことにした。
「……いい加減にしろよ、ジョージ」
「じいもだ。俺たちは、今はユニットを組み、共に道をゆく同志なのだぞ」
だが、当然のことながら、ヒートアップした二人が聞く耳を持つはずがない。
「止めないで下され、ぼっちゃま!」
「そうだな、男の戦いに横槍は不要だ」
二人は渋面で言い放つと、まったく同じタイミングでそれぞれの武器を構えた。
「えっ!」
本気の闘気が辺りに充満する。
これは本当に血が流れるかもしれない!
耐えきれずに春歌がレンの腕の中から飛び出したのと、
「あ、争いは駄目ですっ……!」
「そうです、イケマセーン!」
シャイニング早乙女が窓から乱入を果たしたのはほぼ同時だった。
当然、窓は全壊する。
「ぬおっ!」「はっ…!」
ガラスが派手に割れる音と同時に飛び退いたジョージとじいとは逆に、
「ハニー!」「ハルっ!」
真斗とレンは只中に走っていった。
レンの腕が一瞬早く春歌を浚う。
三人の上にガラスの雨が降り注ぎ、その上を通り過ぎたシャイニング早乙女が全く無傷で華麗に着地した。
「暴力はノンノンでース!」
くるりと振り返って、シャイニング早乙女はにっかりと笑った。
ガラスの破片を浴びた真斗が、さすがに渋い顔でシャイニング早乙女を睨む。
……喧嘩が止まったのはよかったかもしれないが……。
「くっ、社長…」
―――絶対にやり過ぎだろう。
ガラスを突き破ったくせに無傷な超人ぶりも腹が立つ。
「ぼ、ぼっちゃま~!」
じいやが真っ青な顔で真斗に駆け寄った。凄いスピードでガラスを払っていく。
「だ、大丈夫でございますか、ぼっちゃまっ!」
「―――お前もだ、レン」
「俺は大丈夫だよ。……ったく、ボスには驚かされるよ」
ジョージがいつもより足早に歩み寄るのに、レンも苦笑しつつ起き上がった。
「大丈夫かい、ハニー?」
守りきれたとは思うが、なにぶん咄嗟のことだった。
万一のことがあってはならないと、レンは慎重に春歌の顔を覗き込み、髪にかかっていたガラスの破片を払い落した。
「ん…んん……」
軽く失神していたのかもしれない。
春歌が身じろぎして、ゆっくりと目を開けた。
とりあえずどこも痛がるような素振りはない。レンが安堵で息を吐きかけたとき――――
「ここ……どこ?」
全員の目が、春歌に集まった。
べたではありますが、こんなことが起こります。
春歌が可愛くて仕方ないレンは、嬉々として春歌の世話を焼き続けますが、どこか心に空洞を感じます。
それはなぜ?
贅沢者の甘い夜のお話です。
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