感傷

こんにちは、葉明です。


　狼陛下をあげると、ちょんちょんよくブクマや拍手を頂けて嬉しいんですが、それ以上につられてこられた方からの、知盛や恋戦記への拍手やブクマが何気に嬉しいです。
　楽しくなってまいりました（笑）



　那由多さんから表紙絵が上がってきたんですが、参考になればとつけていた訳まで入っている･･･那由多さん、それ違う･･････いやいいんですけども･･････。


　読書歴について書いていましたが、昨日本棚を整理していて、ふと気づきました。
　コバルトの榎木洋子さんを忘れていました。
　私の、現在の物書きの基礎になった方です。

　読みやすく、難しい表現もないのにぐいぐいと物語の中に引き込まれていく文章力。

　私が常々、あまり難しく書きたくない、一読で読める、読後感のさわやかなお話がライトノベルの理想と言っているのは、この方の本が念頭にあります。
　読んでいたのは、リダーロイスシリーズ、そして龍と魔法使い。
　他の本も読んでいましたが、この二つだけは現在も特等席に揃えてあります。

　しかし、近年の本は読んでいません。
　何というかな、「違う」っていうかな、せっかくあの世界のお話も書いてくださっているんですが、私の好きな世界のお話じゃなくなってしまっているような気がして･･･。
　いつの頃からか、手が伸びなくなってしまいました。

　
　リメイクとか、続編って嬉しいですよね。
　同時に好きだった世界観や感覚が壊されないか、とても不安になります。
　好きだった作品だから応援したいけど、外れた時のダメージは尋常じゃないですからね。


　私が扱っているジャンルでは、うたプリでしょうか。
　ＡＳ以降は、特に賛否両論あったと思います。
　というかホント、せめてヘブンズは春歌以外の新しいヒロインと絡ませればよかったと思います。そうしたらせめてちゃんとした人気がついたんじゃないかな～


　作家にも同じだけ時間は流れ、成長しますし、ずっと同じでいて、っていうのは難しいのかも。
　ずっと同じで飽きられないのは一握りですしね。
　ずっと書いてほしい。
　そして、成長しながらもそのままでいてほしい。
　読み手はいつでもわがままです。
　

　好みや傾向が変わっていくのは、書き手も読み手も同じです。
　それは時の流れで止められないし、お互い様なんだろうなって最近は特に思います。
　だからこそ、好きだったころの作品は、特に大事にしたいですね～。
　読み返したーい。


　さて、原稿に戻ります。


　本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました！