更新日記
こんにちは、葉明です。
何とか脱稿です。
―――-トキヤに移ります。
短めですがリズヴァーン先生の抜粋を畳んでおきました。
そして、季節なので日記をサクラに模様替えしました^^
葉明は桜と蝶が大好きです(^^)v
栞とか文庫カバーとかいただくことがあるんですが、大概蝶か桜です。
ばれてるんだなあと思います。
嬉しいけどネ!
まずは第一関門。
次々突破していきます。
それでは、今日はこのあたりで。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
何とか脱稿です。
―――-トキヤに移ります。
短めですがリズヴァーン先生の抜粋を畳んでおきました。
そして、季節なので日記をサクラに模様替えしました^^
葉明は桜と蝶が大好きです(^^)v
栞とか文庫カバーとかいただくことがあるんですが、大概蝶か桜です。
ばれてるんだなあと思います。
嬉しいけどネ!
まずは第一関門。
次々突破していきます。
それでは、今日はこのあたりで。
本日も拍手・ご来訪、誠にありがとうございました!
リズヴァーンは、朔の言う通り、庭に出ていた。
「あっ、先生、譲くん!」
「先輩」
並んで星でも見ていたのか、譲がまず気づいて、にっこりと微笑む。
リズヴァーンが庭の向こうからゆっくりと視線を転じて、望美を見つめた。
彫の深い顔立ちは端正で、口元を覆っていてさえ美しさがうかがえる。
……火傷の痕さえも、本当は美しく見えてしまうことを、望美は知っている。
誰にも―――リズヴァーンにも言ったことはないけれど。
「……誰か探していたのか?」
「あ、あの、先生を……いえ、そんな重要な用じゃないんですけど!」
思わず立ち尽くしてしまったことに気づいた望美は慌てて、取り繕うように手を振ってしまった。
だが―――さすがに譲は何かを察したものらしい。
「………先輩、俺、朔に用があるんですけど、どこにいるか知っていますか?」
急に問いかけてきた譲に、望美は僅かに面食らいつつ答えた。
「あ、うん……たぶん厨所?」
「そう、何か作るのかな。―――行ってきますね。じゃあ、先生、俺はこれで」
「うむ」
リズヴァーンが応えて頷く。
譲は望美にも軽く一礼すると、足早に立ち去ってしまった。……もしかして気を遣わせてしまったのかもしれない。
何となく申し訳なく思いつつ望美が譲を見送っていると、
「―――神子、何か話があるのではないのか」
「あっ…はい……その……」
リズヴァーンに話しかけられて、望美はハッとして――視線を少し彷徨わせた。
話は―――ある。
とても大事な、そして、勢いがなければ話せないような、そんな話が。
望美は、ちらりと背後を振り返った。
ここでは、先程の譲のようにまた気を遣わせてしまうかもしれない。
とても、余人がいるような状況でできるような話ではないのだ。
京邸ではない、別の場所で話がしたい。
とはいえ、もう夜である。
……望美は躊躇ったが、やはり、聞けるのは今しかない。
腹を括って、リズヴァーンを見上げた。
「あの、……先生の庵に行ってはいけないでしょうか」
リズヴァーンは意外なことを聞いたかのように、目を瞬かせた。
「……今からか?」
「はい、誰もいないところで聞きたいことがあって。……その、無理ならばいいのですけど……」
師に無理強いしたくない思いと、……目の前に迫った真実を知りたくて、でも知りたくないような気持ちの狭間で、望美が小さくなる。
「……来なさい」
リズヴァーンは、そっと外套を開いた。
「あ、はいっ…」
望美が慌てて駆け寄ると、リズヴァーンの外套が閉じる。
そして、瞬きの間に、二人は移動していた。
―――鬼の住み処。
リズヴァーンの庵へと。
どこから取ろうか迷いました。
将臣サイトの管理人・ゆずりさんとも話していたのですが、玄武の二人をまっとうに書こうとすると、とにかくページがかさみます。
丁寧に書きたくなるのね。
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